今回は山形県山形市の『大野目温泉 旅館安部』に訪問しました。
大野目温泉 旅館安部は県庁所在地である山形市の比較的北部にある施設です。山形県を断する国道13号から少し道を外れ、住宅街の中にあります。
最寄り駅はJR羽前千歳駅であり、徒歩約20分の距離です。車で訪れる場合は、施設へ入る手前の道が細くすれ違い難いので注意が必要です。
店構えはもろにラーメン屋ですが、こちらは「有頂天の元祖」というラーメン屋もやっています。その点については後ほどご紹介します。
施設の正面・裏側どちらからでも入店できます。
靴を脱ぎ進んでいくと受付がありますので、そこで入浴料を支払います。
貴重品ロッカーは脱衣所の前に無料のものがあります。
率直レビュー
施設名称 | 大野目温泉 旅館安部 | ラーメン屋さんにある源泉100%掛け流し温泉(山形県山形市) * 2021/08/04 訪問 |
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泉質 |
鉄香り笹濁り豪快源泉掛け流し温泉 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 加水加温もない源泉100%掛け流しの温泉を内湯1本で提供しています。日本温泉協会の評価でも、源泉が4である他は全て5の高評価を得ています。源泉が4なのは動力揚湯だからでしょうか?
浴槽の中ほどから泉温47.6度の温泉が掛け流されている為、湯温は44度程と少し熱めです。 見た目以上に掛け流される湯量が多く、写真では見にくいですが床に豪快にオーバーフローしています。トド寝もできそうです。 温泉自体は薄緑に笹濁りしたもの。鉄も含んでいるため、少々鉄の臭いがします。入浴中はツルツルとヌルヌルの中間くらいの肌触りがあり、湯上りは少しキシキシとした感じもあります。 湯温が高いことや含有成分も相まってかなりポカポカする温泉です。 因みに浴室内のカランから出るお湯も全て源泉を贅沢に使用しています。温泉好きとしては素晴らしいポイントなのですが、泉質故に髪が鉄の臭いを帯びたり、髪質がキシキシしたりと友人たちからは不評な点である事も確かです。また、シャンプーやボディソープも泡立ちにくくなります。 その点が気になる方は水でシャンプーするか、ここでは頭を洗わないということも選択肢の一つでしょう。 |
雰囲気 |
昔ながらの街中旅館を感じさせる 外観・内装通りに懐かしさを憶えさせてくれます。経年劣化していたり薄暗い箇所もところどころありますが、特段汚いといった箇所もなく自然に時の流れを感じさせます。 住宅街の中だからといって温泉はそれほど混むことはなく、筆者がいつも行くのは17:00~19:00くらいですが、いても2、3人ほどがいるばかりです。独泉もしやすく、山形市内ではかなり穴場な温泉です。
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充実度 |
山形名物ゲソ天ラーメンも食べられる 〔浴室内設備〕浴槽は内湯に10人ほど入れるものが1つだけです。一つひとつの岩が大きい岩風呂で、この規模の施設によく石を持ち込んだものだと感嘆します。 湯温は大体44度くらいと少し熱めですが、前述したようにシャワーのお湯も全て源泉使用ですので、水と併せてシャワーを使い少しずつ身体を慣らしていく事もできます。
〔付帯設備〕館内で休憩できるところは受付前か脱衣所前のソファくらいです。休憩というより待合といった感じですね。 冒頭でもお話しましたがラーメン屋「有頂天の元祖」が併設されています。こちらは入浴せずとも食事のみの利用も可能です。基本的に月曜休業、11:00~14:30の営業のようです。 こちらでは山形名物であるゲソ天ラーメンが頂けます。ゲソ天は昔から何故か山形のそば屋・ラーメン屋でサイドメニューとして当たり前に提供されている、イカのゲソを天ぷらとして揚げたものです。数多くある山形のソウルフードのうちの一つです。 お店によって味や揚げ方は違いますが、こちらのゲソ天はかなりカリカリで衣が厚めです。「有頂天の元祖」での人気メニューはげそ天みそラーメン。ゲソ天、辛みそラーメンという二つの山形グルメを一度に楽しめる逸品です。 元祖というだけあり、山形市内には「有頂天EVOLUTION」という分店もあります。 |
その他 |
喫煙所×
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管理人オススメ度 | 4.5 山形名物ゲソ天ラーメンも食べられる!!穴場源泉掛け流し鉄泉 |
アクセス
住所 | 〒990-0076 山形県山形市平久保34 |
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駐車場 | あり |
交通機関 | JR羽前千歳駅から徒歩で約20分 |
Webサイト | なし |
電話番号 | 023-632-0605 |
料金 | 300円 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 不定休 |
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