今回訪れたのは平湯民俗館・平湯の湯です。
平湯の湯は岐阜県北部にある高山市奥飛弾温泉郷のひとつである平湯温泉にあります。奥飛騨温泉郷は山深い中にあり、車では最寄りの東海北陸道「飛騨清見I.C.」から30分ほど山登りのドライブになります。長野県側からも行けますが、中央・長野自動車道「松本I.C」から2時間ほどかかり、深い山道をドライブすることになります。
車があると周辺の飛騨高山の観光に便利ですが、ドライブの疲れが気になる方はバスがおすすめです。新宿や大阪東梅田から平湯のバスターミナルまでバスが出ています。
奥飛騨温泉郷の一つである平湯温泉は旅館が立ち並ぶ温泉街になっています。その中で平湯の湯は寸志で平湯の温泉を堪能できる施設になります。
到着するとまず目に入るのが茅葺屋根の建物です。こちらは休憩処と平湯の歴史や資料が置かれた民俗館となっており、無料で利用することができます。
茅葺屋根の民俗館の隣に『平湯の湯』があり、建物の前に寸志を入れる箱があるため、こちらに寸志を入れて入場します。
●貴重品ロッカー・・・〇
●Wifi・・・×
●喫煙所・・・×
●乳児入館・・・〇
■管理人からのひとこと
なお管理人も近隣の『ひらゆの森』を訪問したことがあります・・この辺は場所的にはかなり辺境ですが、高速ICがある割には、いい源泉掛け流しを提供しているイメージがあります(`・ω・´)
率直レビュー
施設名称 | 平湯民俗館・平湯の湯(岐阜県高山市) * 2021年8月 訪問 |
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泉質 |
茶褐色で鉄の匂い漂う源泉かけ流しの温泉 源泉名 「あぼうの湯」と山水の混合泉 お湯は茶褐色で若干の渋みがあり、肌触りは肌に張りを感じます。成分分析表に記載はありませんが、源泉かけ流しだと思われます。
露天風呂が1つで洗い場のない野湯のような雰囲気ですが、周りは木々や板で囲まれているため安心して入浴できます。 木漏れ日がもれる雰囲気を相まっておすすめの温泉です。
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雰囲気 |
レトロ感と秘湯感を味わえる お風呂は脱衣所と露天風呂のみでこじんまりとしていますが、周辺の雰囲気も相まってどこか秘湯に来たような雰囲気を味わえます。 また、民俗館は合掌造りの茅葺屋根となっており、内観も内装と囲炉裏がレトロな雰囲気を醸し出しています。 客層は主に温泉郷を訪ねる観光客が多いです。 |
充実度 |
リラクゼーションは無いが、民俗館の見学と食事が可能 平湯の湯は露天風呂と脱衣所のみのためリラクゼーションは一切なく、洗い場もないためアメニティもありません。 脱衣所には貴重品ロッカーがあるため、貴重品を置いておくことができます。
合掌造りの民俗館では平湯の歴史や人々の暮らしにまつわる資料が置いてあるため、それらを見学して休むことができます。囲炉裏の前にはクマ毛皮の敷物がありました。 民俗館の奥には食事ができるところがあり、ランチはもちろん17時以降は居酒屋メニューとなってディナーで利用することができます。 |
その他 |
北アルプスの絶景と多様な温泉を満喫できる奥飛騨温泉郷 平湯温泉のある奥飛騨温泉郷は5つの温泉地の集合体になります。 ・平湯温泉 それぞれ独自の雰囲気や泉質があるため、訪れた際は温泉郷を周って満喫するコースがおすすめです。平湯の湯のように寸志で入場することができる温泉も各温泉地に点在しているため、手ごろに入浴して回ることも可能です。北アルプスの絶景を眺めながら温泉に浸かれるおすすめの温泉地になります。 ■よいところ ・温泉地で秘湯感を体験できる ・レトロな雰囲気の民俗館で休憩が可能 ■気になるところ ・リラクゼーション設備は無い
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管理人オススメ度 | 4.5 寸志で奥飛騨温泉郷 平湯を堪能!茅葺屋根の休憩処でレトロな雰囲気を味わいながら一休み |
アクセス
住所 | 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯29番地 |
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駐車場 | 8台 |
交通機関 | 車:東海北陸自動車道「飛騨清見I.C.」から約30分 バス:バスタ新宿から平湯温泉まで4時間30分 |
Webサイト | https://www.okuhida.or.jp/tourist_facility/detail?id=1779 |
電話番号 | 0578-89-3339 |
料金 | 寸志: 300円程度 |
営業時間 | 6:00 - 21:00 (冬期:8:00 - 21:00) 民俗館;9:00 - 17:00 |
定休日 | 不定休 民俗館;木曜日 |
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