北海道は道北の稚内市と旭川市のちょうど中間地点にある音威子府町。
人口700人弱の音威子府村は、北海道で一番小さな村です。
音威子府村は、蕎麦の生産が盛ん。また、全道唯一の工芸科高校があり、町のいたるところに木工製品や木製のモニュメントが飾られています。
JR宗谷線が走る駅名は無人の「天塩川温泉駅」。人家がほとんどなく、乗車・下車する人もほとんどいませんが、JRの列車は1日に上下線合わせて8回、丁寧に停車していきます。
線路から天塩川を挟んだ向かい側にあるのが、「天塩川温泉」。住民保養センターとして1989年に開設された温泉です。
今回は美深町でキャンプをした帰り道に立ち寄りました。宿泊もできる日帰り温泉「天塩川温泉」をレビュします。
率直レビュー
施設名称 | 天塩川温泉 | JR天塩川温泉駅裏!飲泉OKの秘湯(北海道音威子府村) * 2021年8月8日 訪問 |
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泉質 |
内湯は源泉100%、飲泉もOK 泉質:ナトリウム マグネシウム 炭酸水素塩 塩化物冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉) 源泉温度:9.8度 ph値:7 無味無臭無色 源泉は内湯にある二つの浴槽のうちのひとつ。バイブラバスと露天風呂は地下水です。 内湯は源泉100%ですが、42度まで沸かしているのだとか。 ですがつるんとすべすべの手触りと、ちょっと鉄分の香りがして、とても良いお湯でした。 露天風呂も地下水を沸かしたお湯とのこと。 結構塩素臭がします。 けれどすぐそばを天塩川が流れているのが見えたり、JRの列車が通る音が聞こえたりして、風情のある露天風呂でした。 こちらの写真は女湯の露天風呂です。男の湯の方はもう少し眺めが良いのかもしれません。 浴室を出ると飲泉用スペースがありました。 もちろん飲みましたよ!! 50CCほどしかコップに入れませんでしたが、鉄分のような味わいが強くひと舐めしかできませんでした……。 |
雰囲気 |
静かな田舎の温泉旅館の風情がたまらなく落ち着く… 施設は新しくはありませんが、非常に手入れが行き届き清潔です。 開放感があり、温泉から上がっても気持ちよい休憩室でゆっくり・のんびりできました。 人口の少ない場所だからか、混雑していないというのも良いのかもしれませんね。 温泉も休憩室もとても落ち着くステキな穴場…あまりだれにも教えたくないな、と思いました。 ロビーには村民の方が描かれた絵画が飾られていました。 ほっこりしますね。とても素敵な絵で、しばらく見とれました。
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充実度 |
音威子府蕎麦を堪能できるレストラン有り!
音威子府村の特産品である蕎麦を頂けるレストランがあります。お昼からの営業なので午前中に行ったこの日は頂けませんでした。 また、源泉を練りこんだ麺を使ったラーメンも気になりました。 次回伺った時のお楽しみです。 うたた寝処にはさりげない冊数ですが、漫画や雑誌もありました。 同行した人を待つ間の時間つぶしに良いですね。 脱衣所にはカギ付きのロッカーはなく、かごのみ。 貴重品は脱衣所へ入る前の入り口にあるコインロッカーの利用をおすすめします。 館内は禁煙ですが、喫煙室が設けられていました。 タバコを吸う方にはうれしいスポットですね! 女性の脱衣室にはベビーベッドが配置されていたので、乳幼児も入浴OKのようです。小さなお子さんを連れたママさんもいらしていました。 タトゥーについてのお触れは特にありませんでした。特に聞いてはいませんが、問題はないのではないでしょうか。 |
その他 |
売店で販売しているタオルは絶対買い! 売店にはアイスクリームや音威子府村特産品のお蕎麦が販売されていました。 おすすめは、天塩川温泉のロゴ入りタオル。 なんてことのないタオルなのですが、記念に購入しました。立ち寄った温泉に名入りタオルがあったら買っておくと想い出になるかもしれません。 |
管理人オススメ度 |
4
北海道いち小さな村の温泉は、開放的で清潔感ある田舎を感じられる温泉。泉質も良かったです。令和3年に継続が決まったJR駅と合わせてぜひ立ち寄って! |
アクセス
住所 | 北海道中川郡音威子府村字咲来919 |
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駐車場 | あり(無料) |
Webサイト | http://www.teshiogawa-onsen.com/ |
電話番号 | 01656-5-3330 |
料金 | 大人400円 小学生200円 |
営業時間 | 10:00~21:00(最終受付20:30) |
定休日 | なし・不定休 |
h 読者レビュー
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