阿字ヶ浦温泉 のぞみ | 阿字ヶ浦海岸至近の観光温泉 (茨城県ひたちなか市)

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今回訪れたのは茨城県ひたちなか市にある『阿字ヶ浦温泉 のぞみ』である。

管理人、実はこの温泉訪れるのは二回目である。まだレポートとして残していなかったため、今回あらためて訪問して記録を残すことにした。初めて訪れたときは『風水温泉』と銘打っていてB級スポット感を漂わせていたのだが、それに関連する看板などが無くなっており、どうやら再訪するまでの数年間の間に風水アピールは捨てられた模様である・・

阿字ヶ浦海岸で有名なエリアなので、周辺は九月に入ったものの海の家がまだ残っており、観光客もそこそこいる模様。海沿いでは音楽イベントが行われているのかロックがガンガン聞こえてくる・・見た目はレンガ調の温泉施設で見た目的には個性的な部類に入るのではなかろうか。

二階が入り口となっており、駐車場に車を停めて暖簾をくぐり二回の受付へ。

まず下駄箱のカギを預けて財布代わりになるキーと交換。入館料は先払いで、そのあとに利用した料金は帰るときに支払うシステムとなっている。

貴重品ロッカー〇
アメニティ〇
喫煙所〇 ゲームセンター奥
乳児入館△ 2歳以下不可、ただし家族風呂は可能
タトゥー×
wifi〇 二階休憩所付近

率直レビュー

施設名称 阿字ヶ浦温泉 のぞみ | 阿字ヶ浦海岸至近の観光温泉(茨城県ひたちなか市) * 2023/09 訪問
泉質 星 3.5

無色透明だが、がっつり塩化物高張性温泉

PH7.4・30.6℃・成分総計23.96g/kg
ナトリウム-塩化物強塩温泉
(高張性-中性-低温泉)
 

1504mから動力掲湯されているらしい。浴室に入るまでに『濃い温泉』と謳い文句を掲載したポスターを複数見つける。

見た目は無色透明の温泉で塩化物特有の匂いはあまりせず、わずかに塩素的な臭いが先行するお湯。

使用掲示には加温・循環・消毒表記が掲載されていた。塩化物泉特有の塩辛さも大分薄まっているのかわからないが、みそ汁くらいの塩っ気であった。
 
しかし内湯・露天すべての浴槽にこの温泉が提供されており130ℓ/分の湯量にしては大分奮発した湯使いをしている印象を持った。もともと26mg/kgの成分総量を誇る高張性温泉だけあり浴後のぽかぽか感は循環されていても健在。これは冬場だと大変重宝しそう。体の火照り持続感が長くがっつり濃い温泉であることをしっかりと体でも感じ取れた。
 
雰囲気 星 3.5

海が見えるが絶景かというともう一歩。館内はところどころユニーク

目の前が海岸であるため基本景色は良好である。食堂の窓側一部・休憩所からもガラス面越しに海岸と車通りを眺めることができる。逆に露天一番眺望が良さそうな露天に関しては衝立のようにアクリル板のような物が設置されており、温泉に入ったまま直接景色を眺めることができる浴槽とできない浴槽がある感じである。まぁこの辺は車通りも多いので仕方ない。

内装

受付や館内一部内装が独特で、なんというか80-90年代の山小屋風味の喫茶店みたいな・・
そんな感じの内装で最近の平均的なスーパー銭湯の内装とは少し違う印象を与えられました。


露天

あと露天の雰囲気であるが風水温泉時代の何か立て看板みたいな物は無くなっていて(昔は玄武と朱雀とか名前つけられていたような・・) その名残である洞窟・小屋みたいな湯舟などはのこされていた。一か所だけ人工的に洞窟をくりぬいたような浴槽があり、中に観音様のような白いご利益のありそうな仏像が安置されている。隠れて何かの信仰を貫き通しているような気持ちになれます。

客層的な印象

以前訪れたときは地元のおじいさん100%の客層だったが、土曜に訪れたためか若い人も多く、あまり温泉では見かけないギャルっぽい人とか大学生的なグループも散見されました。小学生・幼稚園レベルの親子連れも多数訪れており・・・阿字ヶ浦観光スポット的な地位をしっかり確立している模様である。

充実度 星 4

仮眠休憩スポットあり。食事処も盛況

[浴室設備]

 
15人程度が入れそうな内湯浴槽、露天は小さい浴槽が複数設置されており総勢で20-(詰めて入れば)30人程度のキャパシティはあり意外と広い。水風呂以外のすべての浴槽に塩化物泉が提供されていた。
 
内湯にはミストサウナも10人分の椅子が設置されており、こちらも狭くはない。贅沢を言うと塩が欲しいかな・・(塩は無くなった模様)。ただし乾式サウナは存在しないので、こちらが好きな方は留意されてほうが良いかもしれない。管理人はミストサウナが好きなのでむしろテンション上がりました。
 

[付帯設備]

 
ゲームセンター
三階の脱衣所横には小さめだがゲームセンターが設けられており、昔よく見かけたアイスホッケー(?)みたいなやつが設置されていた・・。私が訪れたときには40代ぐらいの二人の男性が『命賭けてるのかな?』と思うぐらい喜怒哀楽の感情を発露しながら凄いハイテンションでバトルをしており管理人もやりたいと思いましたが一人でした・・・
 
 
 
 
食堂
 
なおこちら海鮮丼・刺身定食がウリとのことですが観光価格的な値段を感じたので逡巡していると、海鮮丼が人気だけどカレーもおすすめだよ。と掲示されてました。
 
迷った末にカレーを頼みましたが近くにいた子供が大きな声で『あの人カレーしか頼んでないよ』『あの人カレーの写真撮っているよ』と逐一親に報告してくるので、ソフトクリームを頼んでおいしそうに食べるところを見せてあげることにしました。カレーの味は松屋のカレーとレトルトの中間地点みたいな味がしました。おいしかったです。

 
仮眠施設

三階には仮眠室があり、10人分のマットレスがあり薄暗く結構おっちゃんが寝てました。休日は少し手狭感が出る危険性があります。

 
漫画コーナー・休憩所
 
 
二階には漫画コーナーも設けられており、約1000冊程度の蔵書といったところ。
休憩ソファも30席程度程度+和式机も6席程度設置されており混みあってなければゆっくり休むことは可能である。
 
 
 
 
土曜日の夕方に訪れたが、そこそこ人は多かったものの利用できない場所というものはなく(強いて言うなら仮眠室は少し混んでましたが)適度な人気感を感じました。もっと19-20ぐらいになると混みあう可能性もあり留意は必要かもしれません。しかし、どちらかというと一日の終わりにゆっくり訪れたくなるような雰囲気の温泉ではあります。※(補足)16時ぐらいから海水浴客が結構来訪していました。この辺からかなり混雑する場合もあるみたいである。

休憩スポットとしても良好な施設だと思います。
海を眺められながら静かに休息する・・素晴らしい休日を過ごしたいものです・・
その他

クレジットカード利用可能

なお各種クレジットカード・paypayなども利用できる。

上述でも述べたが、元々こちらの温泉は風水温泉を標榜しており露天や館内に風水の情報や看板を明示、そこはかとなくB級スポット感を醸し出していた。管理人そういうマニアックな雰囲気が印象に残り再訪したが・・今回再訪すると風水アピールは無くなって『源泉濃いよ』的な喧伝になっていた。

少しずつ変化していく阿字ヶ浦温泉・・若い人や家族連れでも訪問しやすい観光スポット的な温泉になっていました。

 

よいところ

阿字ヶ浦海岸至近
眺望がまぁまぁ良い
仮眠室・リクライニング席あり
家族連れでも訪れやすい
クレジット・payapay利用可
体にがっつり来る塩化物温泉

気になるところ

夕方頃から海水浴客が増加し始める
温泉は循環湯

 

管理人オススメ度 4 星 4 阿字ヶ浦海岸が面前にある観光スポット的塩化物温泉

アクセス

住所 茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町3290
駐車場 あり
交通機関 阿字ヶ浦駅より徒歩3分
Webサイト http://www.ajigauraonsen.jp/
電話番号 0292655541
料金 (大人) 平日 980円 土日祝 1,250円
営業時間 朝10時~夜9時
定休日 第3木曜日(7月・8月は無休)
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