小美玉温泉 湯～GO！ (茨城県小美玉市)

成分総計1.08g/kg PH8.4 泉温20.0℃ 
低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉

内湯・露天すべてに濃い黒湯温泉が提供されている。入浴時の肌感はしっとりしている。

炭酸水素塩泉であるためかヌルっとしながらも指で擦るとスベスベした浴後感も感じられ、黒湯特有の保湿感と合わさってマッチしている。これは間違いなく良い温泉である。茨城は温泉が少ないイメージなのだが、この温泉は県内でも上位に位置するレベルだと思う。

しかし・・成分掲示はあるが使用掲示が存在しない。何処にあるのか分からなかったので浴室周囲を確認してみたのだが、特に循環機構も確認できず(黒湯なので見落としたかも)ひょっとすると足りなくなったら浴室にある蛇口から温泉を追加して一日ごとにお湯を張り替えているのかもしれない・・知らんけど。そう考えると午前中に行くと新鮮なお湯を楽しむことができるのではないだろうか。

http://www.omitamaonsen.com/onsen.htm
公式サイトより引用

外観・内装は典型的な田舎の温泉で、きれいに管理されているが新しくもなく経年感もさほど感じない。
ただし露天・サウナだけは新しい感じの造りで増築の息吹を感じることができる。

土曜の昼に訪れたが、地元の50-60代の方々が中心で訪れる人数は少なめの印象を受けた。もちろん訪れる時間帯によって状況は異なるかもしれないが、観光地としての賑わいはあまり感じられず、むしろ穴場的な雰囲気を楽しむことができた。

[浴内施設]

浴室は15人程度が入れそうな内湯・4-6人程度が入れそうな露天風呂が存在しておりどちらも黒湯温泉がしっかり提供されている。

更に露天には高い竹垣が立てられており、景色を楽しむことは難しいものの白い敷石が敷いてある。数脚のチェアと木製のテラス風のエリアが設けられており、サウナから出た後に涼む場所として利用できそうである。

<サウナ>

肝心のサウナは奥にあり3-6人程度が入れる小さい構成となっている。温度計は90℃ぐらいを指していた。水風呂も提供されているがバスタブ程度の大きさで、ずっと水風呂に入る感じではなくさっと肌をひき締めるスタイルとなっている。

[付帯設備]

無料の休憩室も備えられており、60畳以上の広さに長机が９個設置されていた。飲食物持ち込みが禁止されているためかあまり利用者がいない。座布団やよく田舎とかでみかける正座できない人用の椅子も複数おかれていた。

休憩スポットとしても悪くなく、むしろ入浴料のみでここも利用できることを考えれば劇的な安さではないか。ちなみに有料の休憩所もあるが、団体で会話するとかでなければこっちのほうが広いしいいのではないかと思えました。

小さいですが仮眠室もあり6畳ぐらいの広さの場所に3席程度マットレスが敷かれていた。やはり3席しかない＋狭めなので空きは無く使いづらさは否めない

なお食堂もあり、単品で700台、定食で900円台で利用が可能な構成となっている。レストラン的な感じではなく社食的な感じのスタイル。ソフトクリームが300円と(観光地的な価格で鑑みると)比較的安めで提供されているのもよいと思いました。

よいところ