今回は福井県あわら市の『芦原荘』に訪問しました。
福井県で温泉といったら真っ先に名前が挙がるのはあわら市にある芦原温泉ではないでしょうか?
芦原荘は芦原温泉街にある越前鉄道あわら湯のまち駅から徒歩約3分と至近にあります。
ここで注意なのが、付近にJR芦原温泉駅という駅もあること。芦原温泉駅から温泉街までは徒歩にすると1時間近くかかってしまいます。自身が乗り込んだ路線では芦原温泉駅までしかいけないという場合は、京福バス東尋坊行きのバスに乗れば15分ほどであわら湯のまち駅に行くことができます。
芦原荘の前には数台駐車できるスペースがあるので自家用車で来た方も安心です。もし芦原荘の駐車場がいっぱいだという場合でも、あわら湯のまち駅南口駐車場も1時間以内無料、6時間までなら100円という超良心価格で利用できます。
入館して靴を脱ぐ前に券売機で入浴券を購入します。廃業した旅館を日帰り入浴専門施設として利用しているらしく、入口からバブル期の華やかさが見て取れます。
入浴券を受付に渡したら靴を下足ロッカーに入れます。その横には100円バック式の貴重品ロッカーもあります。
浴室は男湯が1階、女湯が2階です。女湯へは階段だけでなくエレベーターでも行くことができます。
率直レビュー
施設名称 | 芦原荘 | あわら温泉にある元旅館の日帰り温泉(福井県あわら市) * 2021/06/09 訪問 |
---|---|
泉質 |
海水のような温泉を味わえる飲泉所あり 塩化物泉 ロビーや脱衣所を探してみましたが、泉質分析書やそれに準ずるものを発見することはできませんでした。ただ、脱衣所には効能を示すものが掲示されていました。 入浴中はそれほど温泉感を感じるようなものではありませんでしたが、湯上りは確かに肌がしっとりスベスベします。湯温の為か泉質の為か、湯上りしばらくはポカポカしてなかなか汗が引きませんでした。 内湯の端っこには源泉がチョロチョロと流された飲泉所のような場所があり、その上には柄杓が置かれていました。折角なので飲んでみるとまるで海水のようなしょっぱさとにがり感がありました。ここから出ている源泉は多分50度以上はありそうな熱さだったので、飲泉する際には注意が必要です。 また、各浴槽を見てみると飲泉所以上の湯量ながら熱すぎるものではなく、加水or循環、それとも両方がなされていることがわかります。清掃が行き届いていると言えばそれまでですが、目立って析出物が体積しているのも飲泉所の湯口のみでした。 観光協会のホームページでは源泉100%と表示されていたので、加水なしの併用循環利用なのでしょうか?
|
雰囲気 |
華々しいながらもギラギラを感じさせない雰囲気 以前は旅館だったものが日帰り入浴専門施設となったらしく、利用者は基本的に1階のロビースペースを使うことになります。 1階のスペースを見ただけでもバブル期の絢爛な様子を見て取れます。 しかし、高価そうなものを片っ端から置けばいいというようなものではなく、統一感があり現代人から見ても悪い気は起きない自然な豪華さを演出しています。 |
充実度 |
半露天風呂の風通しが最高 〔浴室内設備〕内湯は浴槽が2つに分かれています。 1つは43度設定で8人ほどがゆったり入れるもの。 横にはもう一つ扉があり、その先には半露天風呂が備えられています。 建物の中ながらも眼前には大きな窓ガラスが張ってあり、基本的にはその窓ガラスが開け放たれた状態になっています。そこからは中庭の庭園を望むことができます。完全な露天風呂ではないながらも風通しがよく、火照った身体を外気浴で冷ますのにも向いています。風の勢いが結構強く、海の近くであることも思い出させてくれます。 〔付帯設備〕休憩できる箇所は脱衣所前かロビーのソファです。 ロビーからであれば庭園を眺めながらゆっくりすることができます。 施設内では飲食できないものの芦原温泉はそれなりに大きな温泉街です。付近には昼夜問わず営業している飲食店が多くあります。 |
その他 |
喫煙所×
|
管理人オススメ度 | 3 福井屈指の温泉街で気軽に入れる日帰り温泉 |
アクセス
住所 | 〒910-4104 福井県あわら市温泉1丁目309 |
---|---|
駐車場 | あり |
交通機関 | 越前鉄道あわら湯のまち駅から徒歩約3分 |
Webサイト | なし |
電話番号 | 0776-77-2110 |
料金 | 550円 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 不定休 |
h 読者レビュー
まだレビューはありません。この温泉に行ったことがある方、ご自身のレビューを投稿してみませんか?