とても穏やかな秋晴れ天候の11月・・四国へ人生初上陸。明石海峡大橋を素通りし二時間程度高速を走行し香川県に到着。
今回訪れた温泉はうどん県として著名な香川県高松市にある『仏生山温泉』(ぶっしょうざんおんせん)である。
入り口からデザイナーズ温泉特有の良好な雰囲気がプンプンする外観で期待が高まる。 タイプ別に言うと三重県の片岡温泉・東京都練馬区の久松湯などに似ている・・感じがする。
まず券売機でチケットを購入し、受付にチケットを渡す方式で下駄箱の鍵や更衣室の鍵は自分で管理するシステム。
内装は細長い建屋で琉球畳が敷かれ、シンプルだがオシャレな空間・・色々な面白グッズも販売しており期待が高まる。
大変素晴らしい施設だったので別ページでも紹介してます。
率直レビュー
施設名称 | 仏生山温泉 天平湯(香川県高松市) * 2019/11 訪問 |
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泉質 |
メタホウ酸含有量132㎎のヌルっとし、しっとりとした浴後感の残る肌に優しい温泉 高張性弱アルカリ性低温泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 成分総計10.8g ph7.5 32.6℃ 温泉は内湯・露天全ての浴槽に使用されている。見た目は無色透明の温泉だが、程よい塩味を含み、僅かに苦みも感じる。 露天の掲示によると新鮮さを保つため貯湯槽を設けずそのまま掛け流している旨が掲示されており新鮮さは高い。カルシウム温泉なのか、浴槽の淵に白い析出物の付着も僅かにみられる。 特に個性的だと感じたのは、ヌルッとした浴感で浴後にしっとり保湿感が残るとても肌との親和性が高い温泉である事。 帰りに成分分析表を見ると自分の予想が的中しており、メタケイ酸の含有量が132㎎ありこれは特筆に値するレベル。我ながら温泉の感覚が磨かれてきているなーと、自画自賛してみる。 |
雰囲気 |
デザイナーズ温泉で古本や雑貨を置いたり、おしゃれ感を感じる和モダン温泉 外観・内装共にオシャレなデザイナーズ温泉で例えるならば原宿の裏通りにありそうな小さなオシャレカフェの雰囲気を醸している。 浴室内も綺麗で石床タイルとコンクリート打ちっぱなしの温感サウナなどもある。
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充実度 |
カフェや休憩所も有り、雑貨コーナーや古本なども販売 浴内内湯は10人少々ぐらいが入れる浴槽・露天は3人程度が入れる浴槽が二つと、不感温泉よりやや低めの温度(33℃)の温泉・足湯などがコンパクトに設置されている。岩盤浴のような『温浴サウナ』なる名前の施設の設置があるが4人程度しか入れず、裸の殿方と肩が合わさりそうなぐらい狭いので、利用し辛くこれは利用できなかった。 館内館内規模としてはスーパー銭湯と地元向け銭湯施設の間ぐらいのシンプルな施設で休憩所はしっかり設置されているが一日中ゆっくりしたり、横になって丸一日休むというのは難しいかなと思う。
別途食堂カフェが設けられており、こちらもとてもオシャレ。うどんが380円と温泉施設の飲食施設としてはとても安い印象を受ける。牛乳も120円で販売しており、これも安め。 他には無さそうな点をあげておくと、雑貨コーナーや古本が1冊200円で販売されている。古本文庫本の小説が主体で冊数が少なくどちらかというと古本カフェ感を出すために設置されている様な印象を受けるがそれでも他の温泉と比べれば面白い試みで有り、個性的である事には変わりない。 更に雑貨コーナーは下駄箱の鍵風なキーホルダーや温泉で作った石けん・露天に設置しているオシャレな風呂桶などの面白い雑貨も販売しており、思わず衝動買いしてしまいそう。 |
その他 |
温泉の個性もしっかり感じられ、客層も幅広い 訪れたときはデザインに特化した温泉施設なんだろうなぐらいな印象しか無かったが、温泉も実力がありオシャレな温泉のイメージにピッタリな美肌感の強い温泉施設であった。 平日であるのに女性の観光客・外国人から地元のご老人など幅広い客層の方が訪れているのも印象的だった。 |
管理人オススメ度 | 4 しっとり浴感も素晴らしい香川県トップクラスのデザイナーズ温泉!! |
アクセス
住所 | 〒761-8079 香川県高松市仏生山町乙114-5 |
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駐車場 | あり |
交通機関 | 高松琴平電鉄琴平線仏生山駅から徒歩10分 |
Webサイト | http://busshozan.com/ |
電話番号 | 087-889-7750 |
料金 | 700円 |
営業時間 | 平日11:00〜24:00 土日祝9:00〜24:00 |
定休日 | 毎月第4火曜日 |
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