浜の湯 (長崎県雲仙市)

●弱アルカリ性等張性高温泉
●[泉質名]　ナトリウム–塩化物温泉　
●[泉温96℃]

浜の湯は小浜温泉の源泉を利用したお湯になります。塩化物が入っているので少しベタッとした感じの浴感でした。色は無色透明ですが、源泉をひいているためか浴室内には硫黄のにおいが広がっていました。

内湯が熱めとぬるめの2種類しかありませんが、どちらも同じ源泉が使われています。カランから出てくるお湯には、硫黄のにおいが少なかったようにも感じました。

浜の湯の外観は古く、平屋建てなのであまり目立たないようになっています。ゴシック体で書かれた「浜の湯」という看板も公営の施設を感じませんか？
（少し古い市営プールと同じ書体の看板ですよね）

浜の湯のとなりに駐車場がありますが、ここは浜の湯の駐車場ではありません。私も間違えて入ってしまいましたが、別の会社の駐車場ですので気を付けてください・・・！

館内はとてもきれいでですが、靴をいれるためのロッカーには鍵がついていません。他の人の靴と間違えないように気を付けておきましょう。靴ロッカーには鍵はついていませんが、脱衣場のロッカーには鍵がついていました。お金をいれなくても施錠ができるタイプになっているので、気軽に使えますね♪

脱衣場には少しレトロな測りと清潔にしてあるベビーベッドも完備されています。小さな子供さんを連れてきても着替えを楽にすませることが可能です。

浜の湯は雲仙市が運営している中でもかなり小さな浴場のためか、内湯が2種類あるのみです。露天風呂もなければ小さなサウナもありません。カランの数は10個ほどで浴室内をぐるりと囲んでいる状態です。

スーパー銭湯のように日替わり湯があるわけでもなく、サウナも岩盤浴もありませんが塩泉にゆっくり使って体の芯から温まることができます。温泉のにおいを楽しみながら、熱めのお風呂でリフレッシュしてみるのも良いと思いませんか？

種類が少ないからこそ普段の忙しい時間を忘れてリラックスできます。お湯の温度が熱めなので、シャワーで水を浴びて半身浴を楽しむというやり方で1時間以上は入浴してました・・・！

お昼時だったためか利用する常連客も少なかったです。会話を盗み聞きしてみると常連客の人たちは午前中に利用してしまうことが多いようです。

浜の湯にはアメニティやシャンプーなどは設置してないですしタオル類も販売はされていません。
持参しなければ体も拭けず、体を洗うこともできないので準備をお願いします。

ドライヤーは設置してあったので髪を乾かすことはできました！

駐車場がなく外観は古めですが、浜の湯は雲仙市民であれば6歳以上100円で利用できます。
（市民以外でも6歳以上の方は150円の利用料です・・・！）
驚きの安さで利用できる日帰り温泉なので公衆浴場が苦手でない人は利用する価値がありますよ！！

ただし本当に常連のお客さんばかりなのでアウェー感が半端ないです・・・。
友人とワイワイ行くのであれば問題ありませんが、一人だとちょっぴり寂しく感じます。