音戸温泉 (広島県広島市)

PH7.0　源泉温度17.1　ナトリウム・カルシウム－塩化物冷鉱泉

地下850mから湧き出す温泉は、都市部とは思えない期待以上のレベルでした。

浴室へ入っても塩素の香りはあまり感じません。一応循環式の塩素ありですが全体的には悪くはない印象です。温泉成分表によると毎分20リットル出ているとのこと。

お湯の色は無色透明となっています。温泉自体は加水ありとのことですが、あまり加水をしている感じはしませんでした。

湯船が多数ありますが温泉を使用しているのは、通常の湯船とその横にある泡風呂のみとなっています。

都市部にある割には温泉風味を感じさせてくれる穴場といえるでしょう。

建物自体はレトロと言える温泉施設です。スパ系が好きな方には疎遠な温泉かもしれませんが、地元の人には愛されている印象でした。

昭和の趣を感じられる建物はちょっとタイムスリップしたような感じもしました。

自もの人以外にも、旅行で周辺に宿泊している人が何人かいる印象。下町情緒あふれる温泉施設と言えばいいでしょうか。常連さんが多くいる温泉なので、ちょっとローカルルールが多めのような銭湯でした。

内風呂

温泉施設自体は大衆銭湯レベルの広さです。
しかしながら洗面台に3つの湯船、それに水風呂が一つあります。

湯船は温泉が2つ・変わり湯が1つ・水風呂が1つとなっています。

2階にあるサウナ

サウナがあるのですが、湯船の横にある階段を登って2階にあるのでちょっと滑らないように注意が必要です。

うたた寝どころ

うたた寝どころはなく、椅子で座るところがある程度です。休憩スペースも狭くてありません。

飲食スペース

飲食スペースはなく、はっきり言って湯舟から上がったら直ぐ帰る、そんな感じとなっています。

温泉施設内でも、パンなど軽食を食べれるようなスペースもありません。飲食店は近くにあるので食事自体には困りません。

温泉終わりは2、3分の所にあるお好み焼き店へ行きました。

今回は広島市の音戸温泉を紹介しました。広島の中心部にあり、ちょっと昭和レトロな温泉は懐かしさを感じることでしょう。

また広島の繁華街で大人480円で温泉に入れるのはとてもうれしいです。

温泉内には飲食店やドリンクが呑める場所がないですが、近くには広島焼きの専門店や居酒屋も多くあり、温泉後に一杯飲んで帰るのもいいでしょう。ちなみに筆者は広島泊りでしたので、温泉の終わりはお好み焼きに居酒屋とハシゴとなりました。

いいところ

ローカル感強め
480円という安さ
繁華街にあり便利