四万十川の河口にある｜四万十いやしの湯 (高知県四万十市)

PH9.8 源泉温度25.0℃ アルカリ性単純温泉

お湯は無色透明。海が近いこともありお湯からは少し塩分を感じます。

温泉の源泉は四万十市の山間部にある新安並温泉の湯を使用しているとのことで、温泉施設から少し離れたところのお湯を使用しています。

お湯の第一印象はさらりとした温泉と言ったらいいでしょう。お湯の温度は適温で、熱く感じませんでした。循環で塩素も使っていますので、湯の花もありませんでした。塩素の匂いはあまり感じられませんでしたが、温泉の泉質を楽しみにしていた人は少し満足度が欠けるかもしれません。

また、露天風呂は温泉ではなく、海水を沸かしています。天然温泉の湯船は内湯だけとなっています。

施設内は木材をたくさん使用して、明るい雰囲気がしています。建物自体も比較的新しい！

窓が多いので、外を見ながら快適に過ごすことができるでしょう。県外よりも県内の人が旅行へ来るのが多いかなぁという感じもします。

また、女性同士の温泉旅行やカップルで訪れる人向けな気もします。

年配者が行く温泉より、20・30代のカップルが休みの日にちょっと高級な温泉へ行くような雰囲気が強いです。

内湯

内湯には湯船と水風呂。そこに洗面台があり、広々としています。湯船も温泉旅館ということで小さくはないです。内湯からは外も眺められるので圧迫感はありません。

サウナ

5人ほどが入れるサウナ。テレビがついていてややぬるめなので自分好みのサウナでした。ただ、3人ぐらいがゆっくりして過ごせます。

露天風呂

露天風呂はそれほど大きくありませんが、広々とした休憩スペースがあります。椅子に寝そべってゆっくり過ごすのも良いですね。ちなみに、海は近いですが、露天風呂からは海は見えません。

レストラン

四万十の湯にはレストランが併設されています。ランチもあり、お手頃価格で食べられそうです。温泉に入ってからランチをするのも良いでしょう。

うたた寝処とリクライニングチェアー

1階はうたた寝処、2階はリクライニングチェアが置いてあります。外が見える作りは太陽いっぱいですごく開放的でした。温泉終わりに読書を読んだりしてまったり過ごすのもありかもしれません。

今回は四万十いやしの湯へ行きましたが、観光客が入っても満足する温泉のイメージが強かったです。

ただし、温泉の湯は源泉から流れていないので、温泉の成分や効能を期待していくと当てが外れるかもしれません。

海は近いけど、建物内や温泉からは見えないので悪しからず。

いいところ

綺麗な温泉施設

高級な旅館にしては早朝から入り良心的な価格設定

女性向けの温泉施設

気になるところ

やはり温泉の成分や効能が気になってしまう。

温泉から太平洋が見えない