新十津川温泉グリーンパークしんとつかわ | 黒い湯の花で温まろう!
新十津川町は空知館内にある町。滝川市と砂川市の間にあります。
令和2年5月にJR札沼線が廃線となり、駅観光案内所も閉鎖しちょっとさみしくなった新十津川町ですが、かけ流しの良い温泉があると聞き、行ってみました。
北海道は一面の雪景色の1月ですが、今回行った「グリーンパーク新十津川」を中心にキャンプ場やプール、パークゴルフ場やテニスコートなどが周囲に並ぶスポーツレジャースポット。
夏はスポーツやキャンプなどで楽しんだ人が、汗を流しに訪れる温泉です。筆者が訪れた日はホワイトアウトだらけの猛吹雪の日。通常時の2倍の時間をかけてたどり着きました。
新十津川と言えば創業明治39年の「金滴酒造」が有名なのだとか。
温泉の売店にも商品がありました。日本酒はもちろん、酒粕を使ったお菓子やつけダレなど、珍しいものも。
おいしいお酒の種類が豊富と全国的な人気のようですね。お酒が大好きなのですが、この日は子どもと一緒に行ったので、「金滴 甘酒丹切飴」を購入しました。お酒の風合いが優しく伝わる、甘さ控えの飴はとってもおいしかったです。
新十津川グリーンパークは宿泊施設。1988年の開業です。
入り口に館内図がありました。18部屋の小さな旅館ですが、どちらかと言えば地元の人が集う日帰り温泉の利用が多い印象です。
早速日帰り温泉を楽しんでみました。朝は8時オープンとのこと。この日はお昼少し前に行きましたが、すでにたくさんの地元のシニア世代でにぎわっていました。地元に愛されている温泉のようです。
率直レビュー
施設名称 | 新十津川温泉グリーンパークしんとつかわ | 黒い湯の花で温まろう!(北海道樺戸郡新十津川町) * 2020/1/10 訪問 |
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泉質 |
黒い湯の花が浮かぶ柔らかなお湯
お湯は茶色がかった透明感のある色。匂いはしませんが軽いぬるつきがあり、すべすべするので肌で温泉だと感じました。循環ろ過と殺菌、加温をしていますが、たくさんのお湯を流しっぱなしにしているので、湯船からあふれるお湯がとても爽快! 湯船には黒い湯の花が浮いていたり、沈殿していたり。初めはゴミ?と驚きましたが、湯の花だとわかりうれしくなりました。持ち帰って自宅のお風呂に入れるとよく温まるとのことでしたが、たくさん集めるのは大変そうなので、温泉でのみ楽しむことに。 筆者が黒い湯の花もあることを初めて知ったのが、新十津川温泉です。
泉質は成分総計0.516g/kg。ph値は8.3とのこと。肌のしっとり感はph値の高さでしょうか。源泉温度は25.1度なので加温はしているようです。二つの浴槽のお湯の温度は、41度と42度の表記がありました。 飲用することはできないと表示がありました。 |
雰囲気 |
昭和の雰囲気が残る昔ながらの観光ホテル
無料で休める大広間がありました。宿泊ができるのでロビーを兼ねているのかもしれません。温泉を楽しんだひとたちが大勢休まれていました。昭和の雰囲気が漂い、古さはありますが、地元の人たちの利用が多いようで活気を感じました。
温泉への入り口はホテルへ入ってすぐですが、この暖簾をくぐってから温泉へ入るまでが結構長いです。 大きな休憩所やソファ・椅子席のあるロビーのような場所、廊下を歩いて温泉へ向かいます。
露天風呂はありませんが、お湯をたくさん流しているため湯けむりが立ちのぼる素敵な雰囲気。外の景色もよく見えました。温泉の匂いはしませんが、入浴すると湯の花をたくさんすくうことができました。 |
充実度 |
食事処あり
館内にはレストランがあり、ラーメン・そば・うどん、ソフトクリームなど、温泉と併せて楽しまれている人がほとんとでした。食事と併せて温泉に入り、大きな休憩所で休むのが地元のひとの楽しみのようです。 |
その他 |
宿泊者専用の展望風呂もアリ! 宿泊客しか入れない、源泉100%かけ流しの展望風呂が3階にあります。温度はぬるめの40度前後。温泉好きはぜひ宿泊し、展望風呂を味わっていただきたいです。 |
管理人オススメ度 | 3.5 黒い湯の花を見ながらしっかり芯からあたたまれる温泉! |
アクセス
住所 | 北海道樺戸郡新十津川町総進189-1 |
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駐車場 | あり |
交通機関 | 札幌より国道利用、車で約2時間15分 JR北海道札幌駅より滝川駅下車 所要時間約50分 |
Webサイト | https://www.shintotsukawa.jp/ |
電話番号 | 0125-76-4000 |
料金 | 大人500円 小学生以下300円 |
営業時間 | 8:00~21:00(受付は20:00まで) |
定休日 | 無休・不定休 |
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