世界遺産である知床。知床半島のほぼ半分以上がヒグマの生息地であり、その中心部にあるのが、ウトロ温泉です。
今回は旭川市から車で約6時間、知床半島にある斜里町の国設知床野営場にてキャンプをしました。キャンプ場から200m(徒歩で5分程度)の場所にあるのが、ウトロ温泉街です。
大型ホテルが並ぶ温泉街の中に、日帰り温泉がありました。温泉ホテルでも外来入浴を行っているところがたくさんありましたが、せっかくなので日帰り専門の温泉へ。
キャンプ場からテクテク歩いて本当に約5分の場所にありました。周辺には日帰り入浴料金が2,000円のホテルも立ち並びますが、こちらは500円とのこと。露天風呂もあるということで期待して行ってみました。
レビューしましょう。
率直レビュー
施設名称 | 知床ウトロ温泉「夕陽台の湯」(北海道斜里郡斜里町) * 2024年7月23日 訪問 |
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泉質 |
表記がないがおおよそ塩素消毒・循環ろ過泉 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(旧泉質名:含重曹ー食塩泉) PH値:7.6 源泉:複数源泉(3号・6号・8号混合源泉) 源泉温度:61.2度 無色透明 塩味 ほとんど無臭 循環ろ過・塩素消毒の表記はないが、浴槽のお湯は注がれておらず塩素臭有り。 ================================================ 内湯がひとつあり、蛇口の上に「源泉 高温注意」と記載がありました。 滞在中はお湯が出る様子は見られませんでしたが、もしかしたらかつてはここから源泉が出てあふれていたのかもしれません。 お湯は若干とろりとしていましたが、塩素の匂いが結構強くて温泉の匂いは確認できませんでした。 洗い場は10か所程度あり、リンスインシャンプーとボディソープが設置されていました。
こちらは露天風呂。サイズは3人ほど入るともういっぱいになる感じです。 内湯よりは塩素臭は少なく、色も濃い緑色を感じました。温泉臭はやはり感じませんでしたが塩素の匂いもしませんでした。 木々の隙間からオホーツク海が垣間見え、お天気が良かったので美しかったです。
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雰囲気 |
キャンプ場に隣接している自然に囲まれた建屋
ごろ寝処は畳敷きのお部屋と、ソファが2つある部屋があります。 テレビが設置され、同じくお隣のキャンプ場でキャンプしているご夫婦がくつろいでいらっしゃいました。 食事処、軽食、売店はなく、ソフトドリンクの自販機とビールの自販機がありました。
ちなみに脱衣室には、ドライヤーをはじめとするアメニティ類はありません。ドライヤーは自販機の横に、小学校の勉強机に鏡と一緒に設置されていました。 無料で使えます。 キャンプ客が多いためか、コインランドリー(といっても乾燥機付きの洗濯機)が1台ありました。
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充実度 |
小さい畳敷の休憩所がある 脱衣室は脱衣かごしかなく、鍵付きロッカーがないので受付の廊下にある貴重品ロッカーを使用します。 (100円が戻るタイプでした!)
ちなみに全館禁煙でした。 タトゥーのある方の入館禁止の掲示はなかったのでOKのようです。 また、脱衣室にはベビーベッドがあったのでオムツの外れていないベビーの入浴もOKですね。 タオル200円・髭剃り50円・洗濯石鹸1階分50円で販売していました。バスタオルのレンタルはありません。 |
その他 |
ウトロ温泉街ではただひとつの日帰り専門湯。キャンプや車中泊、長距離ドライバーにおすすめ! 周辺の温泉ホテルに比べたら格安で温泉に浸れます。汗を流す・銭湯感覚でもOKなのでは? |
管理人オススメ度 | 3.5 キャンパー車中泊におすすめ、オホーツク海の見えるウトロで貴重な日帰り湯 |
アクセス
住所 | 北海道斜里郡斜里町ウトロ東429 |
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駐車場 | あり |
Webサイト | https://blog.shiretoko.asia/2024/05/611031.html |
電話番号 | 0152-24-2811 |
料金 | 大人(中学生以上)500円 子ども250円 |
営業時間 | 14:00~20:00(受付は19:30まで) |
定休日 | 定休日無し・不定休 (2024年の営業は6月1日(土)〜10月31日(木)の予定) |
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