脇浜共同浴場「おたっしゃん湯」| 昭和12年創業のレトロ温泉銭湯
脇浜温泉おたっしゃん湯は長崎県雲仙市にある、ローカル色が強い温泉です。
住宅街の中にひっそりある公衆浴場のため、かなりマニアックな銭湯になっています。
住宅街の中のため、道路が狭く対向車とすれ違う際にはかなり気を使います。
国道から1本道を入って進んでいきますので、Googleマップなどを利用しながら目的地を目指しましょう。
公営バスもありますが、バス停からは距離が遠いように感じました。
小浜自体が諫早や長崎市内からは遠いため自家用車での利用がおすすめです。
おたっしゃん湯はとても古く雨が降っていたせいか、20分ほど一人で貸切状態でした。
とてもゆっくりとした時間をすごせる、脇浜温泉おたっしゃん湯の紹介をしていきます!
率直レビュー
施設名称 | 脇浜共同浴場「おたっしゃん湯」| 昭和12年創業のレトロ温泉銭湯(長崎県雲仙市小浜町南本町) * 2020年9月 訪問 |
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泉質 |
くみ上げた源泉に浴槽で加水 [泉質名]食塩泉 [泉温 51.0℃]
おたっしゃん湯の温泉は食塩泉を利用しています。 浴感としては、海水のようにベタベタした印象はなく、サラッとしています。無色透明で、硫黄の匂いもあまりしませんでした。 内湯の奥にある水が溜まっている部分は恐らくかけ湯だと思うのですが、少し生臭いような匂いがしたため、利用客用ではないのかもしれません・・・。 特に冷泉をひいているといったことはありませんので、涼みに使うのであればカランのお水を利用することをおすすめします。
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雰囲気 |
古民家のような内観と外観
おたっしゃん湯は外観も内観も古民家のように古めかしい印象です。 一瞬、民家ではないか?と思いつつも看板のほうに向かうとチケットの販売機がありますので安心してください。
脱衣場と入口がつながっていて、立ち位置によっては外から丸見えになりそうです。カーテンもなく、扉がしめられる様子もなかったため気になる人は気をつけて下さい。
入浴券を購入するのですが、私が利用したときは番台さんもおらず、なんと無人でした。入浴券入れがありましたので、箱にチケットを入れて脱衣場へ。 |
充実度 |
シンプルイズベストな昔ながらの銭湯 [浴室設備]おたっしゃん湯は良くも悪くも昔ながらの銭湯です。カランはついていますが、シャンプーやボディソープなど洗剤類の設置や販売はなく、本当に温泉を味わうための施設です。シンプルな内湯が1つのみで、真ん中から奥側スペースが高めの温度、手前側が比較的に低めの温度になっています。
[付帯設備]付帯設備は脱衣場に扇風機とドライヤーと家庭用洗面台が設置されています。娯楽のようなものはありませんが、木造の内観とマッチして「おばあちゃんの家」のような印象を感じられました。建物入口部分に自動販売機がありますので、長時間の利用を考えている人は先に飲みものを購入して入浴すると良いかもしれません。
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その他 |
とにかく古くマニア向けだが安い! おたっしゃん湯はこれまで紹介してきたように、とにかく古い印象が拭えないですがローカル色・秘湯感を味わえる昔ながらの温泉です。脱衣場と浴場をわけるすりガラスの引き戸は建付けが悪く、うまくスライドしてくれませんでした。 通常の旅館や施設であれば「ちょっとどうなんだろう?」と思う部分でも、おたっしゃん湯で体験してみると少し笑える魅力の一つになってしまいます。
しかし貴重品を入れるための鍵付きロッカーがありませんので、小銭のみをいれて貴重品は車などに置いておいた方が安心かもしれません。旅館などにおいてありそうな木のロッカーはとても懐かしいですね。
駐車場に関しては線がひかれたり、パーキングブロックが整備されていません。駐車場もシンプルに「駐車場」という看板があるコンクリートのエリアです。数も少ないため、他の車が停車している際は事故に注意して駐車してください。
おたっしゃん湯の魅力の1つとして利用料が大人200円ということ。シンプルな設備とはいえ500円以下で温泉が利用し放題というのは、なかなか魅力的ではないでしょうか。
最後になりましたが、おたっしゃん湯を出るさいに番頭のおばあちゃんが戻ってきていました。とてもニコニコしていて「長崎からこられたと?(来たの?)」と長崎弁で話しかけてくれて、とても可愛い印象でした。 時間の流れを忘れたいときに、また利用しにきたくなる「おたっしゃん湯」でした。 |
管理人オススメ度 | 3.5 長崎県雲仙にあるレトロ温泉銭湯 |
アクセス
住所 | 〒854-0513 長崎県雲仙市小浜町南本町7 |
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駐車場 | あり |
料金 | 200円 |
h 読者レビュー
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