今回は、島原城下にあたる水の町としても有名なエリア島原市にある「島原温泉ゆとろぎの湯」のご紹介です。
島原市の中心部・新町一帯は街の側溝から色とりどりの鯉が泳いでおり、街の中を縫うように泳ぐ優雅な様子は「水の都 島原」を代表する景観の一つに数えられます。
その近く、島原一番街アーケードという商店街から直接敷地内に入る事が出来るこちらの温泉は、周辺にお住まいの方の憩いの場にもなっております。建物の印象としては、スーパー銭湯の中でも素朴な印象を受ける施設で、お邪魔した当日が冬至だったこともあり日替わり湯はゆず湯でした。
脱衣所にも爽やかなゆずの香りが漂い、季節感の溢れる温泉を楽しむ事が出来るのも、こちらの魅力の一つです。
そんな素朴で優しい温泉「島原温泉ゆとろぎの湯」をレポートしていきたいと思います。
率直レビュー
施設名称 | 水の都島原城下にある温泉「ゆとろぎの湯」(長崎県島原市) * 2020年12月13日 訪問 |
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泉質 |
肌に優しいサラッとした浴感 画像出典:http://yutoroginoyu.com/onsen.html 中性低張性温泉 [泉質名]ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉 こちらの泉質はナトリウム・マグネシウム・炭酸水素塩温泉(中性低張性温泉)です。肌あたりがとても優しい中性の湯で、角質を柔らかくし新陳代謝を高めてくれる事も特徴。その為、傷や火傷の治りを早くしてくれたり、慢性皮膚炎にも効果があるといわれています。 香りですが、温泉特有の硫黄の香りが不思議なほどありませんので、硫黄の香りが苦手な方も安心して入れますね。お湯の色は無色透明で、特に塩分が多いというわけではなく、あっさりさっぱりな感触。とはいえ、肌が軋むこともなく、湯上りはしっとりもちもちな肌を保つ事ができ、お風呂あがりも嬉しい気持ちになりました。 水風呂以外の浴槽に源泉が利用されているのもポイント。泉温は加水で変更しているのか不明でしたが、浴槽の熱さが様々あるので、自分好みの熱さを見つけて楽しむ事ができます。ここまでの内容をまとめると、肌に優しく抵抗なく入浴でき、温泉に普段入られない方でも、ゆっくり芯まで温める事ができる温泉という印象でした。
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雰囲気 |
小さく懐かしい雰囲気のあるスーパー銭湯
冒頭でも記載しましたが、こちらの温泉施設は島原一番街アーケード内にあり、北側出口の近く深緑色にオレンジ色の文字で「ゆ」と書いてある湯暖簾が目印。暖簾を潜って階段を上がった先にある白い建物が「島原温泉ゆとろぎの湯」です。 外観は、平屋建てで、かなり小さく見えるのですが、建物内は天井が高い作りになっているので意外と広く感じる事ができます。島原温泉の他の施設と比べ、2008年オープンと比較的新しくとても綺麗だな、という印象を受けました。
館内は、一言でいうと「小さなスーパー銭湯」という印象。明るく清潔感があり、お年寄りの方にも優しいバリアフリー設計になっています。雑魚寝も可能な30畳の広々とした休憩スペースには大きなテレビがあり、お風呂を楽しんだ後でもゆっくりリラックス出来ます。 また、アイスが販売されている受付、コーヒー牛乳などが陳列されてある自動販売機などは、どこか懐かしい雰囲気もありますので、そこもほっと出来る理由の一つなのではないかな。と感じました。
駐車場には無料で利用できる足湯があるため、足湯のみでも楽しんで見るのもおすすめですよ。 |
充実度 |
露天風呂はないが日替わり湯が楽しめる 清潔感溢れる大小4つの浴槽があり、内湯のみとなりますが、熱め、ぬるめ、水風呂、日替わり湯の4種類。ぬるめの浴槽が一番大きく、熱めは3人ほど入れば満員になりそうな大きさです。好みの熱さを見つけてじっくり入ること、や、その時の体調によってぬるめ熱めを選ぶこ楽しみもありますね。商店街に併設されているためか、露天風呂はありません。 そのほかに、遠赤外線サウナが併設。遠赤外線には身体を温める作用がある為、じっくり汗をかくことが出来ます。大きさは少し狭めのコンパクトな印象。少人数での利用を推奨されていたため、譲り合いながら利用されていました。
こちらも冒頭にも記載しましたが、利用した日が冬至だったため、日替わり湯の「ゆず湯」の香りが良かったです。本物の柚子を浴槽いっぱいに浮かべていて、浴場内に柚子の香りが広がっていました。温かいお湯と、柚子の香りに包まれる時間は心も体もポカポカにしてくれます。休憩スペースでは自動販売機や受付で購入した飲食物を食べることが可能です。しかし、持ち込みは禁止されているため注意してください。
休憩スペースの隣に、ついたてで区切られたあん摩スペースもあります。個人で営業されているようで、タイミングによっては待ち時間ができるかもしれないので利用する際は確認が必要です。 |
その他 |
小さな子供からご高齢の方まで、ゆっくり楽しめる施設 脱衣場内はとても清潔に保たれており、一人づつ分かれている洗面スペースや、休憩や支度の際に嬉しい大きなベンチもあり、広々と使いやすい配置になっています。標準的な設備は一通り揃っている、という印象。その他、化粧水や乳液などのアメニティはありませんが、ドライヤーは設置されています。お風呂の後のアフターケアが必須な方はご準備いただいた方が良いですね。 浴場内にはシャンプー、リンス、ボディソープが設置されているため、こちらは特に持参されなくても問題ありません。
脱衣場のロッカーも個別の鍵付きのため、安心して利用することができ、存分に温泉を満喫できました。その他、貴重品ロッカーについては脱衣場に入る前に少数ですが無料のものがあるので、必要な場合はチエックしてみてください。
駐車場は「ゆとろぎの湯」を利用し、受付で駐車サービスを受けると最初の2時間が無料になります。お車で起こしになる方はもちろん、水の都を観光する際にも利用しやすい駐車場かと思うのでおすすめです。 |
管理人オススメ度 | 3 島原城下にある温泉銭湯 |
アクセス
住所 | 〒855-0805 長崎県島原市堀町171−3 |
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駐車場 | あり |
Webサイト | http://yutoroginoyu.com/ |
電話番号 | 0957-63-1126 |
料金 | 一般530円 |
営業時間 | 10時~21時(受付は20:30まで) |
定休日 | 毎週水曜日 |
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