【源泉掛け流し】天然温泉公衆浴場はまゆ
山側にはユネスコ世界遺産に登録されている熊野古道の一部を有し、海側では延縄漁法による生マグロの水揚げで日本一を誇る那智勝浦町は、和歌山県内一の源泉数(177本)を持つ、温泉地としても有名な土地です。
南紀勝浦温泉には日帰り入浴施設も多く、多種多様な温泉を楽しむことが出来ます。
有名な温泉宿も数多くある那智勝浦町ですが・・今回は勝浦漁港の奥地にひっそりと佇む、この町で唯一の公衆浴場を紹介します。
公衆浴場ながら、地元の方々に愛されている源泉かけ流しの天然温泉で、ご主人が約50年前に自ら掘り当てたという温泉です。

昔ながらのこじんまりとした銭湯タイプの温泉で、男女で入口が分かれています。
入口を入ると番台があり、料金を支払ってから入浴します。
駐車スペースは数台のみで、番台で聞くと駐車可能な場所を教えてもらえます。
率直レビュー
施設名称 | 天然温泉公衆浴場 はまゆ(和歌山県那智勝浦町) * 2021年5月 訪問 |
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泉質 |
熱めの硫黄源泉かけ流し [泉質名] 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉) オーナー自ら掘り当てた、地下500mから湧出する新鮮な温泉です。
建物周辺も硫黄の香りがしていますが、タイル貼りの浴室内はいっそう濃い硫黄臭が漂っています。 透明の湯は熱めで塩味があり、湯触りは柔らかく、すぐに良質な温泉だと感じることが出来ます。 源泉温度が高いため、夏場には加水する場合あり。常連の方によると、熱くてすぐに入れない日もあるそうです。 |
雰囲気 |
昔ながらの銭湯の趣 昔ながらの銭湯がそのまま残されており、入口を入るとタイムスリップしたような感覚になります。 木製のロッカーは鍵付きです。
浴室内は長方形の6人ほどが入れる浴槽が一つ、洗い場は蛇口のみで、シャワーや石鹸類の設置はありません。 温度調節が難しく感じましたが、常連の方は手慣れた様子で浴槽の湯を桶で汲んで、体を洗っていました。 全体的な経年感は否めませんが、清掃はきちんと行われており、不快には感じませんでした。 |
充実度 |
待合所なし・素朴一直線の立ち寄り湯 入口から男女が分かれており、番台のすぐ奥が脱衣所になっています。 待合所や、周囲にベンチなども無いので、男女で行かれる場合はあらかじめ出る時間を決めておいた方が良さそうです。 |
その他 |
貴重品ロッカー× |
管理人オススメ度 |
4.5
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アクセス
住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦970 |
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駐車場 | 数台 |
交通機関 | 紀伊勝浦駅から徒歩10分 |
Webサイト | https://www.wakayama-onsen.jp/area/katsuura/%E5%A4%A9%E7%84%B6%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%85%AC%E8%A1%86%E6%B5%B4%E5%A0%B4%E3%80%80%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%82%86.html |
電話番号 | 0735-52-1201 |
料金 | 大人400円、小学生200円 |
営業時間 | 15:00〜21:30 |
定休日 | 毎週火曜、日曜 |
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