びらとり温泉 ゆから (北海道沙流郡平取町)

泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物強塩冷鉱泉（弱アルカリ性高張性冷鉱泉）
湧出量毎分３０リットル、成分総計22.06 g/kg　源泉温度12.1度

塩分を感じられるお湯で、かなり強く塩辛い味がしました。

湯船の中も洗い場もとても滑りやすく、ツルツルでした。

加温・加水・循環ろ過・塩素消毒を行っている表記がありましたが、塩素臭についてはほとんど感じませんでした。

また、それらについては全て表記され理由も書かれていました。

露天風呂は岩風呂風と内湯風の二種類がつながっていて、間には仕切る壁がありました。

ちょっと不思議…

目の前の景観は森。木々の緑が目に気持ちいいです。

アイヌ民族の衣装が飾られ、文様を彫り込んだ壁の装飾など、アイヌの雰囲気を味わえます。

ですが、全体的にこじんまりしているのと同時に、開放的な空間がないためかちょっと息苦しさを感じました。ロビーが狭いのですが、小さな売店のほか地元野菜も並び、さらにはレストランと平取牛販売など、盛りだくさん。

キャンプのトップシーズンで混雑すると、さらに狭いかも？

ただ、平取町の人口を考えるとこのくらいがちょうど良き規模なのかもしれません。

人口炭酸泉が人気のよう

温泉の内湯には人口炭酸泉がありました。温度が低くじっくりと浸かれるので、人気なのか温泉浴よりも炭酸泉の湯舟が人気でしたよ。

筆者も入ってみましたが、肌にサイダーのように炭酸がくっつきシュワシュワした触感が楽しかったです。

地元・平取牛の直売所アリ！キャンパーに人気

キャンプ場へ到着すると、まずは温泉で平取牛や地元野菜を購入する人も多いのだとか。

周辺にはコンビニエンスストアやスーパーがなく、あっても大変規模が小さく品数が少ないので、温泉は買物にも利用されているようです。新鮮な平取牛が小分けにして販売されているので、BBQにぴったりですね。

平取牛を食べられるレストランもアリ

また、A5ランクの平取牛ステーキやハンバーグを食べられるレストランもありました。

お昼からオープンなので、ランチと温泉のセットで利用する人や、雨でBBQができないキャンパーも利用しているようです。

高価なサーロインステキセットからお手軽なステーキ丼まで種類豊富でした。

一休み処はあり。うたた寝は難しいかも？

感染症対策のため、広い場所に少ないテーブル数のため、混雑時は休憩も難しそうでした。

一休みはできても、うたた寝は難しいかもしれません。休憩スペースはこちらのみ、お隣には個室の喫煙所がありました。