三石昆布温泉「蔵三」 | 太平洋に囲まれた絶景温泉!
北海道の日高・最南端の「襟裳岬」。昆布漁が盛んなえりも町から車で約1時間半の場所にあるのが「新ひだか町」です。昔は「三石町」と呼ばれていた町ですが、合併し「新ひだか町」となりました。
その新ひだか町にある道の駅「みついし」は海に面した道の駅。キャンプ場や温泉があり、海を見渡せることから大変人気の高い場所です。
温泉施設は「みついし昆布温泉 蔵三」で、2006年にオープンしました。特産品である昆布を温泉に浮かべた昆布温泉は大変話題で、地元民やキャンパー、観光客にも人気です。
日帰り入浴の他、宿泊も可能な温泉へ、えりも町から札幌市へ向かう途中に立ち寄ってみたので、レビューします。
率直レビュー
施設名称 | 三石昆布温泉「蔵三」 | 太平洋に囲まれた絶景温泉!(新ひだか町) * 2021年10月7日 訪問 |
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泉質 |
無色・無臭の温泉に昆布が浮かぶ 泉質:冷鉱泉
主浴槽が3つありそのうちのひとつが温泉。 お湯は温泉らしい匂いや色もなく、消毒の匂いもするので、温泉と水道水の浴槽の違いがあまりわからないかなと思いましたが、温泉の浴槽に入るとヌルヌル・すべすべ感が強く、歩くにも大変滑りました。
浴室内が滑りやすくなっていることも、注意書きにありました。 最近は、加温していることや循環ろ過・消毒についてきちんと触れている温泉が多いですね。 温泉についての知識を持ったひとや、温泉への入浴を楽しみにしているひとへの配慮、様々な情報への配慮なのかもしれません。
露天風呂も温泉です。船の形をしていますが、入浴できる浴槽部分は四角でした。 船の先頭部分は、休憩できるようなスペースです。 湯船からちょっと立ち上がると太平洋の素晴らしい眺めが広がります。この日のお天気は曇りでしたが、それでもとても美しい眺めでした。晴れた日はどんなにか美しいのでしょうね。 露天風呂も内風呂の温泉浴層と同じように、無臭・無色でしたが、ヌル付きのあるお湯でした。ですが、お湯の温度がちょっと低めだったので、秋の北海道の露天風呂としては寒い気がしました。 もう少し温かだったらもっと景色を堪能できたのに…とちょっと残念です。 |
雰囲気 |
露天では太平洋を眺められる
外観から玄関へ入るには車いす用のスロープがありましたが、エントランスから館内へ、館内から温泉への入り口にもしっかりスロープが設置されています。これなら車椅子のひとや、足の痛みや不自由さを抱えた方もラクに入館・入浴できますね。 様々な人への優しい配慮を感じました。
いれずみのある人は入館ができないようです。また、館内は全て禁煙で、喫煙スペースはありませんでした。 小さなお子さんやオムツをしているお子さんの入浴は可能とのことです。 温泉内には、シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどのアメニティがありました。
この日は10月の平日の午後でしたが、地元の人もまばらで、女性風呂にはわたしだけでした。 とても素敵な温泉なので、きっとキャンプや海水浴などのトップシーズンは賑わうことでしょう。 また、夜は地元のひとが訪れているのではないでしょうか。 |
充実度 |
レストランだけの利用もOK!お土産は特産品あり
広くて立派なレストランがありました。入浴をしなくても利用できるようで、周辺のサラリーマンがたくさん昼食を食べに来店していました。 このレストランの奥には、日帰り入浴客用の休憩所があります。うたた寝処やリクライニングマッサージ器がありました。 そこには地元の方と思われるひとが何人かいたので、撮影はできませんでしたが、広くてゆったりしたスペースでした。 特産品の三石牛メニューがおいしそう!
創業明治43年の老舗菓子店・有限会社八木菓子舗が製造する羊羹。十勝の小豆を使った羊羹は北海道をはじめ全国的にも有名です。 その羊羹が温泉の売店にもありました。筒状になったもの、定番の形のもの、可愛らしい日高のサラブレッドのイラストが入ったものなどがあり、お土産にぴったり。筆者も購入しました。 |
その他 |
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管理人オススメ度 | 3.5 道の駅に併設されている温泉は、ドライブの立ち寄り湯に最適!三石牛や羊羹もおすすめ! |
アクセス
住所 | 北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞162 |
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駐車場 | あり |
Webサイト | http://kurazou.ambix.biz/ |
電話番号 | 0146-34-2300 |
料金 | 大人(中学生以上) 500円 小学生 160円 幼児 無料 |
営業時間 | 日帰り 10:00~22:00(21:30最終受付) |
定休日 | 無し・不定休 |
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