５階からの景観が最高｜黒沢温泉 悠湯の郷 ゆさ (山形県山形市)

ナトリウム-硫酸塩温泉（芒硝泉）
弱酸性
成分統計 4,621mg／kg　pH 6.9　泉温 46.6℃

昭和47年（1972年）9月に開湯した『黒沢温泉 悠湯の郷 ゆさ』は、すべて自家源泉です。
さらに湧出量は85リットル／分と豊富な湯量。無色透明の優しいお湯となっています。

内湯・水風呂・露天の構成となっています。
若干の消毒臭を感じるもののさらさらとしたお湯で温度も熱すぎず泉温が丁度いい。
さらさらとしているが、お湯につかっていると肌がすべすべになるような感覚があります。
熱すぎないため長い時間浸かっていられる温泉です。

5階の大浴場までの廊下には「黒澤温泉の歴史（※公式HPにも黒沢温泉と記載されておりますがこちらの掲示物は「黒澤」と記載されています。）」という掲示物があり、温泉に入るまでにどんな温泉なのか教えてくれます。

情報が多少なりとも入っているだけで少し楽しみ方も変わりますよね。

『黒沢温泉 悠湯の郷 ゆさ』は何といっても大きな窓から見える景色が格別です。
大浴場は5階にあり、大きな窓から見える悠々たる大自然を見ながらつかる温泉は格別です。

浴室からの景色は、須川のリバービューと蔵王連峰の雄大な姿。
春夏秋冬いつ行っても広大な大自然が窓いっぱいに広がり、入浴客を癒してくれます。
大浴場の隣に、大浴場の3分の1程度の露天風呂があります。
露天風呂からも同じ景色が見えるのですが、画角が狭くなりまた違った景色に見えます。

大浴場、水風呂、露天風呂、サウナとどこへいてもこの大自然の景色が見え、ホテルとしてもこの景色に自信があることがうかがえます。

※サウナからも露天風呂の窓が見え、外の景色を眺めることが可能です。

施設は高級感があり、2021年3月にリニューアルしたこともあって大浴場は大変綺麗でした。
浴室にある湯桶や椅子が透明でごつごつしたデザインで、ホテルとしてのこだわりのようなものを感じました。浴室も綺麗で景色も素晴らしいため、その景観をジャマしないように、あえて目立たない透明の洗面用具でそろえているようです。

こちらの『黒沢温泉 悠湯の郷 ゆさ』はホテルですので、広い作りで内装も大変綺麗に管理されています。高級感があり、静かな空間が非日常感を味わわせてくれます。

この『黒沢温泉 悠湯の郷 ゆさ』は1階から5階まであり、大浴場はなんと最上階の5階にあります。
これによって浴室内の景色は絶景。ホテルの周りはあまり高い建物もなく、流れる小川や緑が生い茂る山々を眺めることができます。

ホテルですので売店兼お土産売り場のようなところがあります。

5階にある湯上り後の休憩スペースには自販機類があり、1階のロビーでもゆっくり休めます。

喫煙室　　　　　　　〇
貴重品ロッカー　　　〇
アメニティ　　　　　〇（シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、基礎化粧品）
乳児入館　　　　　　〇

■メリット
自家源泉を使用のここでしか入れない温泉
雄大な自然を見ながら入浴できる
5階と温泉にしては高層にあり、いつもと違う温泉での景色が楽しい
ホテルならではの高級感がある

■デメリット
日帰り入浴の営業時間が短く、昼間しか入浴できない（11：00～14：00）
温泉が若干消毒臭がする