海辺の宿　つたや旅館 (長崎県雲仙市小浜町)

[泉質名]ナトリウム–塩化物泉　[成分量　pH8.4・泉温98.0℃]　等張性 弱アルカリ性 高温泉　※高温の為・加温している模様

つたや旅館の温泉は硫黄のにおいがかなり強いです。旅館の裏には源泉の見学ができる「小浜歴史資料館」もあるため大浴場につく前から硫黄のにおいがしますし、浴室内にも充満していました。

色は無色透明ですが、ちょっぴり塩味のお湯なので目にがっつり入れると沁みて痛いです・・・！水風呂以外は温泉が使用されていたのか肌がトロトロになっていました。

入った瞬間にトロみがつくわけではなく、数分湯舟に入浴しているとトロンとしてきます。

■管理人からひとこと
成分表を見て驚いたのですが、メタケイ酸が190㎎含まれており、恐らく塩分が強めでありながら保湿感のあるしっとりとした温泉だと思われます。更に自噴らしいです。なお小浜温泉は源泉温度が105℃と日本一の激熱源泉です・・自分も隙をみて訪問したいリストに入れておきます

館内は昭和の雰囲気が強く残っていました。エレベーターや階段は少し古めかしい雰囲気ですし、照明が付いている部分が少なく暗がりを進むこともあったんです・・。

お客様が私ひとりでしたので、節電されていたのかもしれません。つたや旅館の日帰り温泉を利用するさいに気を付けてほしいことはたった一つ「雨の日はやや利用しづらい」ということです。

なぜなら、つたや旅館の大浴場は2階に設置されているのですが、いったん外にでる必要があるためです。館内の表示にしたがって歩いていると屋外にでる扉に繋がってしまうので焦ってしまいました。

屋根はついているのですが、外に面している通路を通らなければいけません。

私が利用したときは曇り空だったため良かったですが、雨の日はせっかくお風呂で温もった体が濡れる可能性が高いです。

[浴室設備]

浴室自体は小さいものの、お風呂の種類が多くとても充実した時間をすごせました。小さいながらも露天風呂は竹の目隠しやジャグジーがついていて雰囲気があります。

内湯は水風呂・寝湯・サウナがありました。サウナは17時からの利用となっていたため、12時頃に利用した私は入れませんでした・・・
（残念ですが他の部分だけでも大満足ですよ！）

もう一つ、つたや旅館でおすすめしたいポイントとしてがあります。
それが設置されてあるつぶ塩スクラブです！

マッサージ用に設置されているのですが、このスクラブとってもお肌がつるつるになるんです。かなり粒が大きく粗いため、強くゴシゴシしてしまうと皮膚が真っ赤になってヒリヒリしてしまいますので注意しましょう。

しかし丁度よい力でマッサージしたあと塩がとけるまで時間をおいて流すと肌がトゥルトゥルになりますので試してみてください！

[付帯設備]

岩盤浴は大浴場に繋がる通路の途中に別個室として設置されていました。貸切風呂は利用ができませんでしたが、ホームページを確認すると旅館の目の前に広がる橘湾を見ながら入浴できるそうです。

夕日が沈む光景は一品ですので、利用するのであれば夕方の時間帯をおすすめします。貸切風呂と岩盤浴は利用には事前予約が必要になりますので、電話番号やホームページから問い合わせてみましょう。

日帰り湯を利用するのであれば大浴場でも申し分ないのですが、つたや旅館には宿泊だけではなく日帰りプランでのお部屋利用も可能になっています。

・お食事つき日帰り利用プラン→一人あたり5500円～
・入浴＆部屋休憩のみ→二人1部屋5500円～

貴重品ロッカーはありませんが、浴室のロッカーには個別に鍵がついているため財布や指輪といった貴重品も比較的安心して持参できるのではないでしょうか。もちろんアメニティもしっかりしています。

オールインワンジェルタイプはさっぱりしているためボディローションにおすすめですし、雪肌精は化粧水と乳液・クレンジングもあるためメイクを落としたあとのスキンケアも可能です。

館内の喫煙所は1階の隅にあり、とても狭いです。ローソンが隣接していますので、思い切っていちど屋外に出た方がゆっくり喫煙できるかもしれません。
食事は他のお店でとりたいという人は部屋休憩のみが可能になりますので、ホテルで少し休憩してリッチな気分を味わえます。