【層雲峡温泉】ホテル大雪 (北海道上川郡層雲峡温泉)

ホテル大雪は大変大きなホテル。今回日帰りをした【大雪の湯】のほかにも大きな温泉が2つありました。

大雪の湯は地上7階にある展望大浴場で、露天風呂もあります。

温泉成分表を見ると硫化水素臭があるとのこと。またPHが7.7と記載されていました。

泉質：単純硫黄温泉　弱アルカリ性低張性高温泉　
PH値：7.7
源泉温度：74度
加水あり、加温なし、塩素使用、飲用不可

全てかけ流し、循環なし。「100%源泉とは表示できませんが自信を持ってお勧めできると自負しております」と記載がありました。

温泉への入り口は階段になっていました。脱衣室の方が低く、高い位置に湯舟が見える不思議な光景です。

写真で見えているのは内湯。その奥に開放的な露天風呂があるようです。

お湯はぬるつきのある触感。PH値が高いからでしょうか。肌をなぞるとすべすべしました。微かかと思っていた硫黄臭は意外とはっきりと匂いましたよ。つるつるのお湯と硫黄の香りで一気の温泉モード。内湯もガラス張りなので素晴らしい景色がはっきりと見えました。

露天風呂は冬のため、とても寒いのですがお湯の温度を高めに設定しているのか、ちょうど良き温度。入っているうちに温まってくるので、上半身をお湯から出すと雪が体にあたり、あっという間に冷えていきます。まさに頭寒足熱。写真は、ホテル大雪の公式サイトより抜粋していますが、わたしの行った季節は真冬真っ盛り。正面の柵にも雪や氷が凍てつき、正面の山も真っ白。氷瀑祭りの氷柱もよく見ることができ、まるで水墨画のような絶景です。

2021年は3月14日まで開催している氷瀑祭り。お昼なのでライトアップは見えませんでしたが、雪景色の美しい渓谷とお祭りの会場が見下ろせました。

入ってすぐのロビーは広く明るく、オシャレな旭川家具が使われています。受付で日帰り温泉の料金を支払い、タオルのレンタルが必要なひとはここで借ります。

館内には温泉大浴場が3か所あり、日帰り利用でも全ての温泉へ入浴が可能でした。

ロビーには層雲峡温泉大使キャラクターの「雪・キャニオン・層雲峡」ちゃんのパネルが。

関連商品の販売もあるのだとか。層雲峡宿泊案内所にて販売していました。気になる方は要チェックです。

先にご紹介した「展望大浴場　大雪の湯」、エキゾチックな雰囲気の「チニタの湯」、そして視線の先に層雲峡の自然が広がる「渓谷て露天風呂 天華の湯」の3つの温泉があります。日帰り入浴でも全ての温泉を楽しめるので、ホテルの管内でもちょっとした湯めぐり気分を味わえますよ。