析出物の凄い超個性派温泉 | 花山温泉 薬師の湯
和歌山駅前のビジネスホテルにに一泊滞在し、朝に訪れたのは和歌山市にある「花山温泉 薬師の湯」である。先にお伝えしておくとこの温泉、畿内でも有数の実力を誇る温泉で温泉マニアにも有名な場所である
そういった温泉などは山奥の秘境にあったりするのが常であるが・・
当温泉は和歌山IC車で3分ぐらい、市民御用達の幹線道路である国道24号線をほんの少しそれた場所にあるという利便性の高さである
徒歩圏内には「くら寿司」「サイゼリヤ」などの大手飲食店があり、こんなところにヤバい温泉があるのか・・?
と半信半疑になってしまう。
外観は経年した昭和の旅館ホテルといった雰囲気。人気の温泉だけあり地元の(?)ご老人が多い印象・・人が多いとの口コミがあったがそこまで多くないように感じられた。駐車場は広めなので来客が多くても、入れないといったことはあまり無さそうな感じがする。※あとで調べると休日は混み合うらしいです
階段をのぼると受付が見える。その真後ろにある券売機でチケットを購入後受付に渡す仕組みとなっている
更衣室に向かう途中に温泉が透明パイプで送湯されているのが見え豪快・・常時汲み上げられ投入されているようである
下駄箱に靴を入れ、階段を上るとフロントになっている
率直レビュー
施設名称 | 析出物の凄い超個性派温泉 | 花山温泉 薬師の湯(和歌山県和歌山市) * 09/08 訪問 |
---|---|
泉質 |
堆積物が凄い・・超個性派自噴温泉 [泉質名]含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性低温泉)
浴室内に入るとジャグジーのある浴槽をのぞき、全ての浴槽で温泉が提供されている ①41℃の熱めの湯(41.5℃) 明るい黄土色・・オレンジ色に近い湯は源泉温度が低いので浴槽で加温こそされているが、温泉成分付着が凄まじく床や浴槽に堆積が見られる・・まさに天然の芸術作品である 味感は塩分の強い温泉かと思ったが、カルシウムとマグネシウムが原因か苦みとエグみが強く感じられる。臭いもヨードのような匂いがするが、今までにあまり感じた事の無い匂いで表現に迷う・・臭い?不衛生的な臭いでは無く、なんというか独特の匂いである。炭酸泉だが炭酸感はそこまで強くない印象ではあるものの個性は抜群。※飲泉処の源泉はシュワシュワしてました・・恐らく送湯が遠いとか湯温が高いからあまり感じないのかもしれない なお純然たる100%源泉の「源泉浴槽」(26℃)は水風呂に近い泉温であるが、サウナと交互に入れば贅沢な『源泉温冷交互浴』が可能な構成となっている。 成分的にもマグネシウム・カリウムが1000mgを越えており、炭酸水素イオンも3000mg越え、メタケイ酸153mg・メタホウ酸388mgと非常に効能の高い数値を叩き出しており、湯治にも効果ありそう・・比較的湯温の低い浴槽も提供されているので、夏でも訪問しやすい湯であることも特筆に値する。
|
雰囲気 |
外観は昭和の古さだが、内装は普通め 外観は昭和な感じの温泉旅館といった感じだが、内装は改築しているのか綺麗で広々している。 券売機も新しい感じである。どちらかというと雰囲気で訪問する温泉では無く、ゴリゴリに堆積した濃い成分の温泉を体で感じる温泉。 実力の高い温泉で利便性も高いので地元の人もそれなりに来訪しており、秘境の温泉に静かに浸かるような感じにはなりにくい事もここに併記しておきます。 |
充実度 |
休憩所あり、一日中温泉を楽しめる 旅館の温泉なので簡素な立ち寄り湯をイメージされるかもしれないが、そこそこ広めでサウナ・ジャグジーも設置されている。 休憩所も畳処で広く、ゆっくり一服し温泉に入りなおす事も可能となっている。入り口には食堂も営業しており日帰り温泉としてもそれなりに充実している。
朝早くから営業しており、朝活観光の最初に訪問しても良いが、宿泊施設なので泊まって一日中湯を独り占めにしたいなとも思ってしまう。とにかく和歌山最強の温泉であることは間違いないだろう・・ |
その他 |
貴重品ロッカー◯ ■メリット ■デメリット |
管理人オススメ度 | 5 和歌山市街にある析出物に覆われた「畿内最強クラスの極上温泉」 |
アクセス
住所 | 〒640-8303 和歌山県和歌山市鳴神574 |
---|---|
駐車場 | 60台 |
Webサイト | https://www.hanayamaonsen.com/ |
電話番号 | 0734713277 |
料金 | 大人1100円(17時以降850円) |
営業時間 | 08:00-23:00 |
定休日 | 毎週木曜日10時以降(08-10のみ営業) |
h 読者レビュー
まだレビューはありません。この温泉に行ったことがある方、ご自身のレビューを投稿してみませんか?