神ヶ根温泉 | 秋保温泉の奥にある秘湯温泉
今回は宮城県仙台市の『神ヶ根(かんかね)温泉』に訪問しました。
神ヶ根温泉は秋保温泉郷の西端(山形側)にあり、秋保温泉の中心部から4kmほど離れた場所にある温泉です。
車であれば10分もかからないですが、徒歩では40分以上かかってしまう為、徒歩での訪問はおすすめできません。
車で行くにしても道は細く、ところどころにある看板を頼りに向かいます。山形県民である筆者が施設に到着した時、隣の車の地元の方から「仙台の人でもないのによくこんなところ知ってるね」と言われるくらいには森の中にあります。
施設前には池があり、その向かい側に6台ほど停められる駐車場があります。
池の奥にある大きめの民家風の建物が神ヶ根温泉です。
靴を脱ぎスリッパに履き替えます。入浴料は目の前にあるインターホンで係りの方を呼んで支払います。
因みにこのインターホンは受話器を取るだけでは通話できず、右側中央部のボタンを押さないと通話できない為注意が必要です。
玄関から左右に通路が分かれていますが、日帰り時は向かって左側の通路が男湯の神ノ湯、向かって右側の通路が女湯の竹ノ湯に繋がっています。今回は神ノ湯へ入浴します。
廊下は結構長く分かれ道もありますが、掲示されている案内を頼りに進みます。
脱衣所にはロッカーがない為、貴重品の管理に気を付けましょう。
率直レビュー
施設名称 | 神ヶ根温泉 | 秋保温泉の奥にある秘湯温泉(宮城県仙台市) * 2020/11/25 訪問 |
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泉質 |
共同浴場のような規模と雰囲気 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉) 神ヶ根温泉は以前は混浴だったようですが、現在日帰り入浴に関しては男女別の浴場となっている為、女性も安心して入れるようになりました。浴場はこじんまりとしており、4人くらい入れる大きい方の浴槽が温かい温泉です。
こちらは循環・塩素消毒・紫外線装置を使用しており、もともとの温泉成分が148.5mg/kgと薄いせいか消毒臭が目立ちます。 もう一つのかなり小さい浴槽は、27度の源泉がそのまま掛け流された水風呂です。
秋保温泉共同浴場と同程度の規模ですが温泉街の中心地にあり利用者が多く、なかなか自分のペースで長湯することが難しいかもしれません。敢えて比較し神ヶ根温泉の良い点を挙げるとすれば、長時間入っても湯あたりしにくい泉質であり、人が少なく非常にゆったりと入浴できるということでしょう。 |
雰囲気 |
森の中にありながら綺麗な新しい建物 神ヶ根温泉は素朴な民家風のつくりながら、増設されたのかリフォームしたのか館内はピカピカでとても綺麗です。日帰りでの混浴がなくなったことに加えて新しい建物でもあり、アクセスが良くないという点を除けば女性にもオススメしやすい施設です。
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充実度 |
もう片方の浴場も使いたいなら宿泊or貸切風呂 〔浴室内設備〕神ヶ根温泉はシャンプー・ボディソープ等のアメニティはなく、各自持参しなければいけません。浴室にはシャワーが1つしかありません。それほど混むことはないでしょうが、他のお客さんと譲り合って使いましょう。 その他にも蛇口は2つあります。 左側の蛇口が水道水、右側の蛇口が源泉です。どちらも低温ですので、冬場にシャワーがあいてないときに使うのは厳しいかもしれません。 また、神ヶ根温泉の日帰りでは男性は神ノ湯、女性は竹ノ湯しか使えませんが、11:00~12:00、18:30~19:30の各1時間ずつは完全予約制で竹ノ湯を貸切利用できます。その場合は追加で1000円支払う必要があります。これで男性が竹ノ湯へ入れます。 宿泊すれば神ノ湯に混浴時間と女性専用時間が設けられている為、女性が神ノ湯へ入れます。 〔付帯設備〕大きなものではありませんが、神ノ湯前にはソファが並べられており、間接照明と木の温かい雰囲気の中休憩することができるスペースがあります。 ジャズが流れており、仙台の奥座敷と言われる秋保でも喧噪のない自然の中でゆっくりするにはちょうど良い場所ではないでしょうか。 |
その他 |
貴重品ロッカー×
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管理人オススメ度 | 3 仙台・秋保温泉郷の奥にある秘湯温泉 |
アクセス
住所 | 〒982-0242 宮城県仙台市太白区秋保町境野字羽山2-2 |
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駐車場 | あり |
交通機関 | 自家用車推奨 |
Webサイト | https://kankane-onsen.jimdofree.com/ |
電話番号 | 022-398-2520 |
料金 | 600円 |
営業時間 | 12:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
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