今回は鳥取県米子市の『お~ゆ・ランド』に訪問しました。
お~ゆ・ランドは日本におけるタラソテラピー及びトライアスロン発祥の地としても知られる皆生(かいけ)温泉にある温泉銭湯です。
米子市は鳥取県の西端にあり島根県とも隣接しており、鳥取県下第二の都市でもあり、米子空港・米子駅・山陰道・米子道があり自家用車でも公共交通機関でもかなり交通の便がよい場所にあります。

コンクリートの大きな建物であり、温泉街の中にも巨大な看板があり分かりやすいと思います。
施設前には広大な駐車場がある為駐車に困ることはありません。駐車場内には源泉が湧き出ているところもあります。

宿泊施設も兼ねており、玄関を入って右側がカフェやフロント、左側が温泉施設となっています。

正面には温泉たまごを作れる場所と飲泉所があります。

飲泉所では隣に置いてある紙コップを10円で購入する必要があります。泉質については後述しますが、とても塩辛いものだと思っていたものが濃いめの食塩水のような口当たりで想像以上に飲みやすいものでした。
源泉温度が高い点については注意です。この湯口を見て頂ければどれだけ塩分が高いのか見て取れるかと思います。

温泉施設の方に入る際は靴を脱ぎます。こちら側に券売機がありますので、宿泊施設側のフロントで入浴料を払うのではないという点に注意です。受付に券を渡し、そのすぐ裏手が脱衣所になっています。

率直レビュー
施設名称 | お~ゆ・ランド(鳥取県米子市) * 2021/12/13 訪問 |
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泉質 |
高張性が加水循環で適度な成分に ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性中性高温泉) 温泉は元々無色透明であり、加水加温循環消毒ではありますが、消毒の臭いはさほどありません。 むしろその塩化物の濃さからか、循環ながらほんのりと塩辛い感じさえします。 湯上り後すぐには滑らかな肌触りですが、少々時間が経つとサラサラとしたものに変わっていきます。こちらも塩化物とカルシウムが豊富な温泉らしい肌触りになっています。あくまでも筆者の持論なのですが、体質的に温泉の成分にすぐに影響を受けやすい筆者としては、塩気の強い温泉は身体がすぐに火照ってしまう為、加水や循環がしてあるくらいが成分が薄まり逆に身体に優しいと思っています笑 |
雰囲気 |
地元民にも観光客にも優しい価格 コンクリート主体でがっちりとした印象を受ける外観でありながら、中に入ると床や調度品は明るい色の木材をふんだんに使っています。また、天井も高く吹き抜けのようになっており、天窓からの採光も相まって外観とは裏腹な明るく優しい印象です。施設自体もキレイに保たれています。 米子市という鳥取と島根の県境に位置するという事から、地元の方だけでなく山陰のキャンペーンを利用した島根県民の方も多く見かけました。 また、冒頭で記載した通り交通の便も悪くなく、観光客にも利用しやすい場所となっています。入浴料も皆生温泉内では最安であるという点もポイントです。 |
充実度 |
スーパー銭湯並の充実度だがアメニティがない点に注意 〔浴室内設備〕館内施設のどれをとってもスーパー銭湯並の充実度ですが注意点が一つあり、浴槽内にはシャンプー・ボディソープがありませんので、アメニティ類は持ち込むか券売機で購入する必要があります。皆生温泉最安のこの価格であればこの点にも納得です。 湯温は炭酸風呂を除いて全ての浴槽が41度前後の設定となっています。内湯の中央にあるメイン浴槽は15人前後が入れる大きなものです。 その他内湯にはバイブラバス、ジェットバス、ジェット寝湯、人工炭酸泉がそれぞれ4~7人ほどは入れる決して小さくはない広さで設置されています。 人工炭酸泉は大体37度ほどのぬる湯となっています。筆者は温泉街にある日帰り入浴施設に炭酸泉を導入しているのを初めて見たのでちょっと驚いてしまいました。また、サウナと水風呂も設置されています。 露天風呂は8人ほどゆったりと入れるもので、庭園を眺め潮風を感じながら入浴することができます。浴槽の最奥部には打たせ湯も2つ用意されています。 筆者の来訪時は10人以上は入浴していたのですが、他に露天風呂を利用している方はいませんでした。昼間の常連の方はサウナやバラエティ豊かな内湯の各種浴槽をメインに楽しむ割合が高いのかもしれませんね。 貸切風呂もありこちらでは通常の浴槽以外にも貸切風呂である家族風呂・介護風呂も用意されています。
普通風呂1800円・ジェットバスの気泡風呂2150円・露天風呂付気泡風呂2800円・バリアフリーの介護風呂2150円が合計13もあります。
2名40分の利用時間ですが、3人目以降も追加料金で入浴でき50分の利用時間となり、平日は追加料金で延長もできます。介護風呂のみ事前に予約することが可能です。 〔付帯設備〕下足ロッカーのすぐ左側には小さいながらもゲームコーナーがあります。
食事ができるところも完備されており、温泉施設内にある「のんびり亭」、
宿泊施設側にある「レストランBuono!Buono!」の双方が利用できます。
浴室や施設内の大きさ、多様さを見ると完全にスーパー銭湯ではありますが、一つだけ残念な点を挙げるとすれば休憩できる場所が少ないことでしょうか。 レストランを除き寛いで休む事ができる場所がなく、待合の為に腰かける椅子が置かれているくらいです。ですが、料金を鑑みるとそれでも十分と言えるでしょう。 |
その他 |
喫煙所×
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管理人オススメ度 |
3.5
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アクセス
住所 | 〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉1丁目18-1 |
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駐車場 | あり |
交通機関 | なし(毎月第3月曜日のみ正午より営業) |
Webサイト | https://www.ou-kaike.co.jp |
電話番号 | 0859-31-2666 |
料金 | 450円 |
営業時間 | 10:00~23:00 |
定休日 | なし(毎月第3月曜日のみ正午より営業) |
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