本格讃岐うどんが楽しめて地元の社交場となっている温泉｜塩入温泉 (香川県まんのう町)

PH8.4　源泉温度19.5℃

塩入温泉の第一印象として、建物に入った瞬間に塩素の香りが漂ってきました。原因はなぜかわかりませんが、換気などを通じて建物内に塩素の匂いがしていたのかもしれません。

脱衣場へ入ったら塩素の匂いが消えたので、安心。

お湯は特徴はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉 （アルカリ性低張性冷鉱泉）。無色透明の温泉となっています。温泉の湯からはあまり匂いもありません。

源泉の温度は19.5度なので加温をしています。加水はなし。ただ循環式の温泉のため塩素は使用しています。温泉としてはさらりとして湯上り後はさっぱりした感じの温泉と言えるでしょう。お湯の温度は少し高めで41度くらいでした。

一言で雰囲気をいうなら、地元の方の社交の場となっている温泉。

田舎には多くあるタイプの温泉ですが、休日なのにあまり観光客がいない温泉も逆に珍しく思いました。本当に地域密着の温泉です。観光客の多い、琴平や大歩危・小歩危にも近いからでしょうか。。。

温泉は川沿いにあり、自然豊かの中にありますが、露天風呂はなく、デッキだけがあり、露天風呂があるともう少し印象が変わってくるかもしれません。売店ではとれたての野菜などが結構あり、地元の人が買ってかれるのかとも思いました。

お風呂は内湯とサウナのみ。あまり大きな施設ではありませんが、500円なのでお値段相当の温泉ではあると思います。また、まんのう町にお住いの高齢者の住民は400円で入れる点も住民主体の温泉なのかなぁ。

建物内には讃岐うどんを食べられる食堂があります。温泉前に讃岐うどんをいただきましたが、ここのうどんがかなり美味。腰が強くかなり美味しいうどんでした。温泉施設にあるので、冷凍うどんのレベルかと思いましたが、本格的な讃岐うどん。

やっぱり香川県のうどんは美味しくないとすぐ潰れるというほどうどん激戦区。多くの人が讃岐うどんを食べていたので、その理由もわかりました。

私が行った日は土曜日。たまたま行った日はお魚屋さんがお休みだったそうです。山間にある温泉ですが、海まで30分くらいの距離なので、お魚も新鮮でどういった魚が食べられるのか気になりました。

うたた寝どころはテーブルにテレビがありましたが、多くの人がいたので今回はちょっと利用しませんでした。他の施設と比べて広めで20畳くらいかと思います。

宿泊施設も併設している割には観光客より地元メインにしている温泉でした。土曜に行ったら結構混んでいましたが、地元の年配者の方が多かったイメージだったので平日の日中も混んでいるかもしれません。

地元の方で人気の施設？というイメージで観光客より玄人向けの温泉。

のんびりローカル感を楽しみたいならおすすめです。

■メリット

讃岐うどんが美味しい

駐車場無料

観光地や国道から近め

■デメリット

露天風呂がない

思ったより混んでいる