今回訪れたのは五箇山温泉 赤尾館です。
赤尾館は富山県南部の南砺市にあり、世界遺産の五箇山合掌造り集落群があります。茅葺屋根の日本の原風景に出会える五箇山ですが、観光の合間に日帰り温泉で一息休める施設がいくつかあり、そのひとつが赤尾館になります。
赤尾館は国指定重要文化財岩瀬家の目の前にあります。外観は街並みに馴染んでおり、蔵など古くからの雰囲気を醸し出しています。
館内はカーペットや机などから昭和レトロな雰囲気を感じます。
受付で入浴料を支払い、中に入ると壁に皇室や作家 司馬遼太郎が訪れた記録が残されていました。著名人に愛された宿だということがうかがえます。
浴室に入ると脱衣所にハンドタオルが置かれており、使用することができます。
●貴重品ロッカー・・・×
●アメニティ・・・〇
●タトゥー・・・×
率直レビュー
施設名称 | 五箇山温泉 赤尾館(富山県南砺市) * 2021年11月 訪問 |
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泉質 |
無色透明のお湯 源泉名 越中五箇山小瀬羽場温泉 お湯は無色透明で無味無臭です。湯触りも特に強い特徴は感じません。浴室に入ると若干消毒臭を感じます。 こぢんまりとした雰囲気の浴室で一人ゆっくり浸かることができます。クセがない分万人受けする温泉になります。成分分析表を確認すると加水加温ありで循環濾過はされていないようです。
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雰囲気 |
こぢんまりと昭和レトロを味わえる 館内は昭和レトロな雰囲気があり、女将さんも気さくに話しかけてくれます。お風呂はこぢんまりとしていますが清潔感があります。 お風呂も館内の雰囲気もどこか実家に帰って来たような懐かしい雰囲気を持っており、五箇山における原風景とマッチした雰囲気の温泉旅館になります。 |
充実度 |
レトロ感と温泉を堪能する温泉宿 浴室には内湯が1つのみで露天はありません。内湯からの景色は五箇山の自然をうかがうことができます。 寝転がれる休み処はありませんが、風呂場前には一息休める椅子とロビーにソファーがあります。お土産も玄関付近で購入することができ、五箇山の特産品などが売られているため、お土産に購入しておくことができます。
リラクゼーションが充実しているとは言えませんが、五箇山観光のひと休憩として利用するには十分だと思われます。 館内に食事処はありませんが赤尾館の横に食事を頂けるお店があるため、こちらでお腹を満たすことができます。
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その他 |
目の前に国指定重要文化財岩瀬家 赤尾館の目の前には国指定重要文化財である合掌造りの岩瀬家があります。 五箇山は鉄砲の火薬の材料となる塩硝を作り続けた歴史があり、岩瀬家は塩硝の取りまとめ役をしていたとのことです。 中の見学や囲炉裏を囲んで当主の五箇山の歴史についての語りを聞くことができます。
■いいところ ・こぢんまりとしたお風呂でくつろげる ・著名人が訪れた歴史を感じることができる ■気になるところ ・食事や寝転んで休むことはできない
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管理人オススメ度 | 3.5 世界遺産と重要文化財近くの著名人も訪れた温泉宿 |
アクセス
住所 | 富山県南砺市西赤尾町396−1 |
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駐車場 | あり |
交通機関 | 車:東海北陸自動車道「五箇山I.C.」から約3分 |
Webサイト | https://akaokan.com/ |
電話番号 | 0763-67-3321 |
料金 | 【大人】: 600円 【小中学生】: 300円 |
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