山と川に囲まれた田舎の温泉「諫早 もとの湯」 (長崎県諫早市本野町)

[泉質名]ナトリウム炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性温泉) pH7.8
[泉温]露天：あつゆ40度、ぬるゆ39度
炭酸風呂：35度～37度

画像出典：https://www.motonoyu.com/onsen/

「美人の湯」とも言われる「もとの湯」の温泉はpH7.8（弱アルカリ性）で無色透明です。肌に吸い付くようにしっとりとしているのにサラッと流れて肌なじみの良い泉質で、浴感はとろみを少し感じる印象です。露天風呂の３つの湯船、内湯の1つに温泉が使用されています。

硫黄の香りは少なく、子どもも抵抗なく入れます。また湯船によって温度が違うので、好きな温度で温泉を楽しめますよ。

「もとの湯」の雰囲気は、とにかく落ち着きが感じられるの言葉がぴったりです。木をふんだんに使い、レトロで和風な内観。スーパー銭湯によくありがちなゲームセンターがないので、とても静かです。大人がじっくりとリラックスできる場所となっています。

駐車場には湯女竹があり、源泉に加水せずに温泉を自然冷却する方法で、源泉に竹をあてて、冷却していきます。ここでは廃棄する温泉の熱を冷ましていました。

建物も新しくスーパー銭湯に近く、最新の岩盤浴やホットヨガなど女性が利用したいスペースもたくさんあります。

岩盤浴は、時間無制限で利用（室内は40度、床温度43度、湿度は65〜80％）でき、諫早の温泉施設で岩盤浴を楽しめるのは「もとの湯」だけです。

ぜひ、堪能したいですね！

[浴室設備]

「もとの湯」は内湯と水風呂、サウナが室内にあります！

内湯はかなり広々としていて、天井には大きな窓があります。ここから空を眺めながら温泉を楽しむことができます。太陽の光に包まれた温泉は贅沢に感じますね。水風呂は深くなっていて、なんと立ったままでも全身浸かることが可能です。

サウナは遠赤外線になっています。サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進するロウリュなどはできないので注意してください。

そして露天風呂は屋根がついているため悪天候でも、入浴が楽しめます。風や光を感じながら、美人の湯とも言われている天然温泉を楽しむことができます。

露天にはあつゆ40度、ぬるゆ39度、炭酸風呂35度～37度、ジャクジーがあります。

残念ながら取材時は、機械が故障中で「炭酸」は楽しめませんでしたが、他の浴槽に比べて温度が低かったので、涼むのに丁度よかったです。

[付帯設備]

温泉の他に、岩盤浴があります。岩盤浴は遠赤外線の効果により、内臓や筋肉の奥深くまで温め、新陳代謝の向上を見込めます。有酸素運動に近い効果を期待できます。

またホットヨガ教室も開催されているので、冷え性で困っている方にはぴったりですね。

館内の漫画を読むスペースと雑魚寝できるスペースは隣接しているので、かなりゆったりできる空間です。温泉で温まった身体でゴロゴロしながら漫画が読めるのでついウトウトしちゃいそうですね！

お腹が空いたら、食事をとることも可能です。

スペースはかなり広く、テーブル席、座卓、掘りごたつ式と3パターンの席が揃っています。券売機で食事チケットを購入し、食堂で受け取るフードコード形式になっていました。

自地産米を使った自慢の料理は、定食メニューが豊富でとても食べ応えがありました。

また女性に嬉しいセットメニューまで幅広く取り揃えられています。地産地消の地元の新鮮な食材を使ったメニューを楽しみましょう。

小さなお子様連れの家族には嬉しい座卓スペースにはキッズスペースがあり、お子様の遊ぶ姿を見ながらゆっくり食事を取れますね。

貴重品を預けるロッカーはコイン式がありますが、浴場にある無料の鍵付きロッカーがあり、着替え用のロッカーだけでも十分だと感じました。

ちなみに下足用のロッカーも個別の鍵付きとなります。

帰宅の際に慌てないように鍵を保管する場所には注意しましょう。

シャンプーなどのアメニティーは無料で設置されていないため、購入するか持参することになります。

喫煙所は建物内にはなく、駐車場内にあります。建物内部の中庭は禁煙となっています。

広い無料の駐車場があり、また駅からの送迎バスも出ているた地元の住民の方々もにも利用されています。