青い池や白ひげの滝と「美瑛ブルー」が人気の北海道・美瑛町。大雪山系・十勝岳の登山口もあることから、観光客だけではなく登山を楽しむ人が全国・世界各地から訪れる街でもあります。
美瑛・白金温泉へ向かうまでの道路は一本道。両脇には白樺や背の高い松の木が林を作り、正面には美瑛岳やオプタテシケ山が見える北海道ならではの絶景です。オンシーズンはこの一本道が青い池や白ひげの滝へ向かう観光バスや自家用車で渋滞することも。 様々なルートがあるので、ドライブを楽しみながら向かうのも楽しいですよ♪
今回は、その美瑛・白金温泉の中にある地元の人御用達「美瑛町 国民保養センター」へ行ってみました。白金温泉のお湯が格安でいただける味のある温泉!と聞いて楽しみに向かいます。
昭和48年、西暦1973年にレクリエーションセンターとしてオープンした保養所は、その当時の姿のまま今も活躍しています。源泉100%かけ流しの温泉はどんな温泉なのか、ご紹介しましょう。
旭川市内から車で約1時間。美瑛・白金温泉は、十勝岳連邦のふもとにある温泉街です。十勝岳・オプタテシケ・美瑛富士・美瑛岳・富良野岳の山々からなる秀峰「十勝岳連峰」への登山口として、登山客をはじめ観光客が多く訪れます。
国民保養センターの入館料(入浴料)は、大人300円、子ども100円。源泉を頂けてこの価格は破格のお安さですね。さらには、近くの野営場のキャンパーさんは割引券をもらえるので200円になるのだとか。
入り口には美瑛町長からのお知らせとして、源泉100%のかけ流しであること、効果・効能について、清掃についてのお話しが掲げられていました。真の天然温泉だということが伝わります。
古い建物ですが、とてもきれいにしています。保養所らしく卓球台がありました。また入り口ロビーには、椅子やソファがたくさんあって、入浴客の休憩場所となっています。
率直レビュー
施設名称 | 創業50年近い地元民愛用の源泉掛け流し | 美瑛・白金温泉 国民保養センター(北海道美瑛町) * 2020/07 訪問 |
---|---|
泉質 |
加水・加温・循環無しの源泉掛け流し温泉・・!! 体にしみわたる熱々の源泉で、湯治にぴったり!疲労回復できちゃう本物の天然温泉 泉質 :ナトリウム・マグネシウム・カルシウム–硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉) 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症 加温・加水・消毒なしの100%天然温泉 |
雰囲気 |
築50年近いだけあり、年季の入った外観と内装は評価が激しく割れそう 小さな浴室に一つだけの小さな浴槽、洗い場はたったの3つ。シャンプーやボディーソープは一切ありません。 それでも地域のシニア層の方々でにぎわい、みなさん洗い場を順番に仲良く使っていました。『あなたもどうぞ、いいのよ、順番だから、ゆっくり洗って!』と声をかけてくださるみなさんに混ざって、わたしもシャンプーをしてきました。この不便さにも勝る、いいお湯は、入ると体がぽかぽか。なかなか汗がひかないほどでした。 ■管理人から補足 あと、赤絨毯の内装で昭和中期の建物感が凄いです・・ |
充実度 |
内湯のみのシンプルな施設・・ロビーはあるみたい シャンプーやボディソープ、ドライヤーなどはありません。また脱衣室には鍵付きのロッカーがないので、玄関にある小さな鍵付きロッカーに最低限のものしか入れられません。また、脱衣室は古いからか独特の匂いがして匂いに敏感なひとは辛いかもしれません。それでも、白金温泉の源泉をリーズナブルに堪能できることには代えられない!そんなファンと地域の人に愛される温泉です。 |
その他 |
観光客が来ることを想定していないザ・玄人向け温泉 ■管理人から補足 営業時間/09:30~20:00 定休日/毎週月曜日 |
管理人オススメ度 | 3.5 地元の方が愛する美瑛町白金温泉のガチガチの玄人向けジモ泉 |
アクセス
住所 | 北海道上川郡美瑛町字白金 |
---|---|
Webサイト | https://www.town.biei.hokkaido.jp/facility/hoyou.html |
電話番号 | 0166-94-3016 |
料金 | 日帰り入浴料 大人300円 子ども100円 |
営業時間 | 09:30~20:00 |
定休日 | 毎週月曜日 |
h 読者レビュー
まだレビューはありません。この温泉に行ったことがある方、ご自身のレビューを投稿してみませんか?