
札幌から車で約2時間。羊蹄山の麓のまちの一つである蘭越町は、人口約4,500人の町です。
温泉街の多い後志地方、蘭越町にも温泉がありました。
今回は、道の駅「らんこし・ふるさとの丘」の裏手にある『ふるさとの丘キャンプ場』でバンガロー泊をし、チェックインの際に頂いた利用割引券の温泉へ行く事に。

蘭越町の中心部から少し離れたJR昆布駅の裏手にある「蘭越町交流促進センター 幽泉閣(ゆうせんかく)」です。昭和33年にオープンした歴史ある温泉です。
50円割引でしたが、せっかくなので行くことにしました。

公式サイトにPH値が高く、美肌の湯と記されていたので期待して向かいました。
「幽」の字は「奥深い」・「隠れひそむ」といった意味があります。
奥深い温泉、隠れた名湯の意味をこめ“幽泉閣”と名づけられた、と公式サイトに記載がありました。
早速レビューしましょう。
率直レビュー
施設名称 | 蘭越町交流促進センター「幽泉閣」(北海道蘭越町) * 2023年10月2日 訪問 |
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泉質 |
「あつ湯」のみ源泉掛け流し。つるつる・すべすべのお湯 ▶泉質:ナトリウム 塩化物・炭酸水素塩水 出典:幽泉閣公式サイト お湯の色・匂いは温泉分析表のとおり黄色っぽく無臭。ぬるぬる感が強いお湯でした。 出典:幽泉閣公式サイト こちらの「あつ湯」は、唯一の源泉掛け流しで45度と高温ですが、入っている方が多くいました。 こちらのお湯はさらにぬるぬる感が強く高温。
露天風呂も温泉水で放流式でした。露天風呂のみ加水・消毒のほか、循環をしています。 気温が下がる北海道は、露天風呂の温度が下がりやすいので、温度管理のために循環をしているのだと掲示がありました。 こちらは岩風呂タイプなので温泉の色ははっきりわかりませんでしたが、肌にまとわりつくようなぬるぬる感は内湯と同じ。 景観はほぼありませんが、気持ちよかったです。 足湯は、正面玄関の左手の外にあります。本館とくっついた建物で屋根があり、誰でも自由に使えもちろん無料です。 温泉分析表がきちんと貼ってあり、館内と同じ温泉だとわかりました。 放流式ではなかったので循環式だと予想しますが、気軽に温泉を利用できるスポットとして観光客にも地元民にも人気のようです。 |
雰囲気 |
宿泊ができるのでホテルの雰囲気あり。オフシーズンは地元民の憩いの場。 入館料は券売機で購入します。 1日10食限定・人気ナンバーワンの「幽泉閣ランチ・入浴セット」は1200円で、入浴料600円と幽泉閣おまかせ弁当がセットになったお得なチケット。 レストランは、麺類・丼物・定食・アルコール・おつまみなどメニューはなかなか多彩です。 鍵付きロッカーは、ロビーと脱衣室内にもありました。 どちらもコインリターン式です。 脱衣室は鍵付きロッカーが少なく小さめ。他は脱衣かごのみなので貴重品は必要最小限の持ち込みにしましょう。 広いごろ寝処がありました。食事もここでするようですね。 マッサージ器は2台で高機能なタイプでした。 食事・ごろ寝処は禁煙ですが、喫煙ルームがありました。 |
充実度 |
温泉と食事、休息ができる拠り所 ごろ寝処のお隣に、少しだけゲームやガチャガチャがありました。 幽泉閣のすぐお隣はJR昆布駅なので、下車徒歩1分。 公共交通機関で向かう場合、JR札幌駅から長万部駅で乗り換え、昆布駅までは約3時間の道のりです。 |
管理人オススメ度 |
4.5
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アクセス
住所 | 北海道磯谷郡蘭越町昆布町114-5 |
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駐車場 | あり |
Webサイト | https://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/yusenkaku/ |
電話番号 | 0136-58-2131 |
料金 | 大人(中学生以上)600円、子ども(小学生)360円 |
営業時間 | 10:00〜21:30 最終受付21:00(月曜日は、12:00~の営業/月曜が祝日の場合は火曜日) |
定休日 | なし |
h 読者レビュー
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