札幌市内から車で約2時間30分。積丹半島を南下した海沿いの街が「寿都町」です。
人口は約2,800人。年々人口は減少傾向にあり高齢者が子どもの3倍以上を占める街ですが、道の駅「みなとま~れ寿都」には生シラス、ホタテ、ウニなど海沿いならではの新鮮な海産物がいっぱいです。
その昔はニシン漁が盛んだったため、かつてニシン漁で栄えた時代の歴史的建造物、旧橋本家の土蔵をリノベーションした「鰊御殿昌の屋寿都店」が話題。ジャズが流れるオシャレなお蕎麦屋さんも行ってみました。
札幌にもお店があるのだとか。海に面してぽつんとある、鰊番屋のお蕎麦屋さんは、寿都で話題のスポットです。
その寿都町の憩いの場所が今回ご紹介する寿都温泉「ゆべつのゆ」です。
硫黄泉と塩化物泉の2つのお湯を楽しめる日帰り天然温泉へ訪問したので、ご紹介します。
率直レビュー
施設名称 | 2つの泉質を楽しめる!寿都温泉「ゆべつのゆ」(北海道寿都郡寿都町) * 2022年1月25日 訪問 |
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泉質 |
2つの温泉は循環かけ流し。
泉質:①硫化泉(美肌の湯) 湧出量:200トン/1分 源泉かけ流し 源泉温度35.6度 PH値8.8 硫化水素臭 無色 ②塩化物泉(癒しの湯) 湧出量:113トン/1分 源泉かけ流し 源泉温度43.6度 PH値7.2 無色透明無臭
こちらは硫化泉の「美肌の湯」。無色透明ですがつるつる感が強く、湯船から上がるとツルンと滑って転びそうになりました。 匂いは「硫化水素臭」と書かれていましたが、ゆで卵のような独特の香りが少ししました。 こちらは塩化物泉の「癒しの湯」です。なんとなく緑色っぽい色に見えましたが、匂いはありません。温度差のある湯舟が2つありました。 どちらかというと、「美肌の湯」の方が人気のようで、多くの人がそちらへ入っていました。 塩化物泉の方はあまり温泉の感じがしませんでした。両方とも入ったので、温まり具合などもちょっとわかりませんが、塩化物泉の方が温まるそうです。
こちらは露天風呂です。 温泉ですが循環・薬剤殺菌をしているとのことでした。 景観は周囲に木を植えてあるので、広がりはありません。それでも、やはり外のお風呂は気持ちよかったです。 この日は北海道の冬のピーク。内湯でしっかりとあたたまり、露天へ出ると体が冷えていくのが気持ちよかったです。 |
雰囲気 |
寿都町民と観光客の憩いの場 寿都町民はもちろん、観光客も多くの人が利用する「ゆべつのゆ」。 寿都町の大切ないこいの場所です。 オシャレ感や老舗のような重厚感はなく、誰もが気軽に利用する銭湯のような感覚なので、ふらりと気の向いたときに向かえるのがいいですね。 シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどのアメニティのほか、レンタルタオルや販売もあります。 |
充実度 |
お風呂のあともゆっくりくつろげる 館内の食事処「ふじ食堂」は、麺類・ごはんもの・一品料理・お酒など、メニューが豊富です。
また、お土産ショップには寿都町の特産品である釜揚げシラスや、海鮮お土産がたくさん並んでいます。 食事だけ、または買い物だけの利用も可能なのだとか。 リクライニングマッサージチェアや、ゲームコーナー、有料の貸切部屋もあり、小さなお子さんのいるファミリーから、観光客、シニア世代も十分にリラックスできる充実感です。 喫煙所もありました。タトゥーについてに注意表記はありませんでした。 また、貴重品ロッカーはありませんでしたが、脱衣室のロッカーは鍵付きのものでした。 脱衣室にはベビーベッドがあったので、赤ちゃんの入浴もOKなのだと感じました。 |
その他 | |
管理人オススメ度 | 4 ドライブの途中に気楽に立ち寄れる温泉。2つの温泉を一度に楽しめる貴重な天然温泉です。 |
アクセス
住所 | 北海道寿都郡寿都町湯別町下湯別462−1 |
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駐車場 | あり |
Webサイト | http://yubetsunoyu.com/ |
電話番号 | 0136-64-5211 |
料金 | 大人500円 小学生以下250円 幼児無料 |
営業時間 | 夏季 4月~11月 10:00~21:30 冬季 12月~3月 10:30~21:00 |
定休日 | 無休・不定休 |
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