硫黄臭漂う白骨温泉のシンボル的立ち寄り湯 | 白骨温泉公共野天風呂
今回訪れたのは岐阜・長野県境付近にある『白骨温泉 公共露天風呂』である。
白骨(しらほね)温泉というと、何か昔忌まわしい事があったのか訝しんでしまうような名称で気になる。名前の由来は諸説あり析出物が骨の様に白く見えたからだとか、元々『白船温泉』という名前だったが大正期に『白骨温泉』で有名になったので統一されたなどといわれているらしい。
白骨温泉郷の立札の少し先に10台少々駐車場が置かれており、そこを利用する形となる。今回は問題なく停められたが、人が多い時期だと少し心もとない設置数かもしれない。
そしてそんな駐車場の目の前にあるのが『白骨温泉野天風呂』である。
自然の木漏れ日を浴びながら長い階段を下りていくとしっかり担当者がいる受付がある。こちらで券売機でチケット購入後、受付に渡す仕組み。受付の方は大変丁寧でごゆっくりお過ごしください・・とお声をかけて頂く。このご時世にありがたい事である。
■温泉は加温のみの源泉掛け流し
・低張性中性温泉 カルシウム-炭酸水素塩温泉
・成分総量0.813mg/kg PH6.7 源泉温度34.5℃
源泉は浴槽一本勝負の浴槽で、乳白色の素晴らしい源泉を掛け流している。
※なお加温はされている。
乗鞍高原にもほど比較的近く泉質も似ているが乗鞍は酸性で硫黄臭が強め、こちらは乗鞍よりは香り強くなく、中性の温泉である。
【近くの乗鞍高原温泉レポートはこちら】※後日公開予定
■渓流が激しく自然味抜群
温泉の実力も良好だが、もう一つ凄いな・・と思ったのが激しく流れている渓流を面前に湯を楽しむことが出来る事であろうか。渓流も流れで削れた崖の様な岸で自然味抜群で静かに渓流の音を聴きながら温泉に浸かることが可能である。
湯から上がると受付横にベンチ席などもある。横には天然水が飲めるようにコップも設置されている。まさに天然のウォーターサーバーである。
・鍵付きロッカー〇(100円返却式)
・アメニティ〇
■野湯好きなら訪問の価値あり
野天風呂なのでシンプルな施設ではあるが、しっかりアメニティもあり、管理されているので比較的初心者にも訪れやすい部類ではないかと思う。
乗鞍高原の温泉と近いが、自然感や和風風情を感じたいなら白骨温泉をお勧めしたいと思う。
率直レビュー
施設名称 | 硫黄臭漂う白骨温泉のシンボル的立ち寄り湯 | 白骨温泉公共野天風呂(長野県松本市) |
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泉質 |
加温のみの源泉掛け流し |
雰囲気 |
渓流が面前に眺められる・自然感抜群で野湯マニアにおススメ |
その他 | |
管理人オススメ度 | 4 渓流を面前に眺められる白骨温泉郷の立ち寄り野天温泉!! |
アクセス
住所 | 〒390-1515 長野県松本市安曇白骨4197−4 |
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駐車場 | あり(8台程度) |
交通機関 | 高速長野道松本ICより約50分 |
Webサイト | https://shirahone-onsen.org/ |
電話番号 | 0263933121 |
料金 | 510円 |
営業時間 | 10:00-16:00 |
定休日 | 火曜日 |
h 読者レビュー
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