【2020年08月に閉業しました】(´;ω;`)ブワッ 昔の情報を下記に残します
東京都台東区上野・・東北新幹線などの発着点で山手線の主要駅の一つである。
アメ横など商店街も非常に賑やか。北西にある上野公園は博物館・美術館などが集まっており日本美術文化の中心と言っても過言では無い。
国立科学博物館 東京国立博物館 東京文化会館 国際子ども図書館
そんな箇所から不忍池・上野動物園の池之端口方面に歩くこと10数分程度にあるのが・・
今回訪れた温泉銭湯・六龍鉱泉である。
※谷根千エリア・東京メトロ千代田線『根岸駅』からの方が近いが、周囲に観光施設が多いので上野や谷中方面から散策しながらの訪問もアリかもしれない。
先に注意点をいくつか申し上げておくと非常に場所が分かりづらい・・
何故なら細い路地裏にあるからである。
申し訳程度に電信柱の看板に、←六龍鉱泉 と記載されており、見れば分かるのだが気付かずに通り過ぎてしまいそうなぐらいさり気無く書いており注意を要する。
こんな感じ
目印としては宿泊旅館『水月ホテル 鴎外荘』の徒歩100メートルぐらい先の路地にあるので、これを見ながら向かえば幾分か楽になるだろう。
あと当たり前ではあるが・・駐車場は無い。
自転車で訪問している人はいたが狭い路地裏なので近隣住民の方の交通の妨げになりそうなレベルなのでおススメ出来ない。公共交通機関を利用した方がいいかもしれない。
中に入り受付にいる番頭の方にお金を渡し、そのまま入る昔ながらのスタイルである。なお銭湯施設であるがシャンプー・ボディソープなどは数個程度設置しておりレンタルタオルも行っている。タオルバスタオル含め100円という良心的なお値段であった。
率直レビュー
施設名称 | 【閉業】六龍鉱泉(東京都台東区) * 2020/02 訪問 |
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泉質 |
熱めの黒湯温泉を提供・浴槽のお湯を薄めるカランの黒湯は硫黄臭がする・・ 山口県・錦帯橋の様な古い橋の銭湯絵をバックに温泉が提供されている。 浴室内はシンプルな構成となっており10人近くが入れそうな浴槽・4人ぐらいが入れそうなあつ湯の浴槽に見事な黒湯が注がれている。 肌にもしっとり馴染みそうな無臭の黒湯であるが・・この黒湯温泉、とにかくアツい。 最初あまりの熱さにどうやって入るか考え込んでしまった。 何度かかけ湯を行い少しずつ慣らしていくと、番頭のイケメン体育会系風なお兄さんが『熱いなら薄めてもらっていいですよ』と、カランの冷たい黒湯を道具で掻き混ぜ温度調整してくれた。 入るのに難儀している人を見かける度に温度調整をしてあげており、なんと人情味溢れた温泉だな・・と目頭が熱く(大げさ)なりました。 ちなみにその逸話に前後してカランの水を触って驚いたのだが、普通にこちらのカランの黒湯は硫黄臭気がし・・わずかに湯の華も見られた。 |
雰囲気 |
昔懐かしい時代を感じさせる銭湯空間! 閉店間際に訪れ人はいなかったが、カメラ使用厳禁だったので写真は撮影出来なかった。 しかしながらインスタ映えしそうな昭和レトロ感漂う温泉銭湯で、撮影したくなるような素晴らしい古い調度品がたくさん・・ 高い天井に設置されているレトロな水色のシーリングファン・メッチャ年季入ってそうなマッサージチェア・・和風風情漂う縁側にある池。 浴室内の銭湯絵も見事・・温泉の認定証も漢字とカタカナの混じった戦前の物が掲示されており、よく目を凝らさないと何書いてあるのかよく分からない。 古い雰囲気を残しながらも綺麗に清掃され綺麗に整えられている。 全体的にレトロで、今まで訪れた温泉施設の中でも特筆するレトロ感なのは間違いない。
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充実度 |
二つの浴槽のみの素朴な温泉・脱衣所は広め 素朴な温泉銭湯であるので長く休憩するような設備は無く、サウナや水風呂も設置されていない。 さっと入り、さっと出て明日への英気を養う・・そんな銭湯施設である。 |
その他 |
レトロ感ゆえに心配なことが・・ 上述の通りレトロで素晴らしい黒湯銭湯なのだが・・改修されていないところを見ると もしかするとこのまま廃業などになってしまわないか心配になるところはある。都内銭湯でも魅了的な銭湯であるので是非末永く続けて頂きたいものである。 貴重品ロッカー× ■メリット ■デメリット |
管理人オススメ度 | 3.5 谷根千エリア路地裏に潜むレトロなアツアツ黒湯銭湯温泉 |
アクセス
住所 | 〒110-0008 東京都台東区池之端3丁目4−20 |
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駐車場 | なし |
Webサイト | なし |
電話番号 | 03-3821-3826 |
料金 | 470円(銭湯価格) |
営業時間 | 15:30-23:00 |
定休日 | 月曜日・木曜日 |
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