味処・湯処 よしちょう | 食堂にあるレトロ立ち寄り温泉
今回は長崎県雲仙市小浜町にある「味処・湯処 よしちょう」へ行ってきました!
建物の外観など、見た目は食事処にしかみえない為、少し迷ってしまうかもしれない知る人ぞ知るという感じの温泉です。飲食スペースは2階にあり、温泉スペースは1階にあります。
館内はかなりレトロで、湯せんぺい(小麦粉・卵・砂糖・温泉水を生地に練りこみ焼き上げたお煎餅)の工場がみえるのも楽しいポイント。
入るとすぐ受付があり、料金表は手書きで書いあり、わかりやすいと思います。以前は温泉旅館だったようで、趣も抜群のこちらの温泉を詳しくご紹介いたします。
率直レビュー
施設名称 | 味処・湯処 よしちょう | 食堂にあるレトロ立ち寄り温泉(〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町) * 2020年11月 訪問 |
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泉質 |
加水有りのナトリウム塩化物泉 ナトリウム-塩化物泉(等張性弱アルカリ性高温泉)
泉質についてですがお湯の色は無色透明で、かなり強い硫黄の香りがあります。温泉らしい香りの中でお湯に入ることができるので、苦手でなければ一気にリラックスできるのではないでしょうか。 泉質分析でPH8.4のナトリウム塩化物泉で、浴感も少しとろみを感じますがベタつくわけでもなく、さらりと入れる魅力的なお湯。温度は日本屈指の高温を誇る小浜温泉らしく高めで、かつこちらの温泉は濃い塩湯となっております。短い時間で入っても、かなり温まると思います。 寒い時期などに入ると芯まで温まり、なかなか湯冷めをしにくいお湯でしょう。入った後に、少しぼんやり出来るくらい温まります。 もちろん暑い時期に行っても、たくさん汗をかけるので、さっぱりしつつ疲れが取れること間違いなし!大きな内湯がひとつで、源泉掛け流しなのも嬉しいですね。 |
雰囲気 |
湯処はかなり古く雰囲気がある
館内・外観の雰囲気ですが、外観は定食や食事処のイメージが全面に押し出されているため、「湯処」の部分が目にとまりません。よく見ると「湯処」の文字があるので、温泉もあるんだ!と嬉しい驚きがあります。 以前は温泉旅館だったようで建物に趣や歴史を感じる造り。外観からもかなり年季の入ったお店であることがわかりますが館内にはいると更に実感できます。 しかし館内は年季のはいった建物独特の匂いなどはなく、清潔に保たれており非常に好印象でした。施設内で湯せんぺいを作る工場があるので、ほのかな甘い香りが漂っておりお土産に買って行きたくなります笑
他にも「味処・湯処 よしちょう」の特筆すべきポイントは、かなり個性的で古いという点です。1階部分の温泉はとにかく薄暗いので、スーパー銭湯の明るい感じを想像していると少し驚くかもしれません。床が見えないほどの暗さではないのですが、昔ながらのまま電気設備が古いままなのか、むき出しのコンクリートやパイプが見えています。内湯やサウナなど全体を通してみても、古さが目立ちますが不潔さはありません 露天風呂などの景色を楽しむ温泉ではありませんが、暗めのお風呂の中で、ゆっくりリラックスしていただけると良いのではないかと思います。 |
充実度 |
建物2階に食事コーナーあり 浴室設備については大きな浴槽の内湯がひとつで、源泉掛け流しとなっております。
ジャグジーも内湯の壁側に設置されており、水圧はかなり緩め。刺激を強いタイプのジャグジーが好きな人には物足りないかもしれません。 その他しっかりしたレンガで出来た外観のサウナがあります。かなり古く入口のドアも古いので、出入りには注意が必要です。レンガを使われている見た目は、まるで「かまど」のよう。
赤外線タイプでしたが、とても暑く暗いです。入口部分にしか明かりがなく、1人ではいっているのは少し怖かったです。熱めのサウナが好きな方には満足いただける熱さではないでしょうか。 また水風呂は浴槽は小さめで、サウナの近くの入りやすい位置にあるのも有難いポイント。水温はキンキンに冷えていて、深さもそこそこあるので、しっかり体全体を冷やすことが可能です。
付帯設備としては、食事処が2階部分にあり、窓から小浜町の景色を眺めながらお食事をすることができます。おすすめの食事がショーケースの中に飾ってあり、選ぶのも楽しいですね。名物小浜ちゃんぽんもあるので、一度ご賞味いただくのもおすすめです。
他にも整体が1階に設置されていて60分1000円と格安。温泉で温まった体を整体でほぐしていただき、お食事処でお腹を満たす。心も体も大満足いただけること間違いなしです。 |
その他 |
かなりのB級な雰囲気はマニア向け
貴重品ロッカーは無料です。少しドアの立て付けが悪かったのか、なかなか閉まりませんでした。使うには少しコツがいるかもしれませんね。 また、アメニティはありません。ドライヤーなども置いていなないため、タオルやシャンプーなど以外に、ドライヤーも持参いただく必要がある方は、準備の際に注意が必要です。
喫煙所については、1階受付横に灰皿が置いてありましたので、そちらで喫煙可能なようです。
駐車場はありません。ただし目の前に市営駐車場があるので、空いているようであれば、お車でお越しの方はそちらをご利用いただけます。靴箱は無料でご利用可能。脱衣場前にあるので迷わずに使えます。
総合的に見て、雰囲気や古さもあわせると玄人向けの温泉施設だと思います。私の後から入浴にきた方たちは、皆さんご近所に住まわれている常連さんばかりでした。 地域の方に愛されている貴重な施設なのだな、と改めて感じました。 |
管理人オススメ度 | 3.5 小浜温泉にある食堂にある玄人向けレトロ温泉 |
アクセス
住所 | 〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町 |
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駐車場 | なし(近隣に市営駐車場あり) |
電話番号 | 0957-75-0107 |
営業時間 | 11時~22時 |
定休日 | なし |
h 読者レビュー
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